【行事名】 春の野草と虫さんに会いに行こう(梅の館主催)

【日 時】 2007年4月14日(土) 9:30〜11:40
【場 所】 知多市「梅の館」周辺
【天 気】 曇りのち晴れ
【参加者】  29名
【担 当】 小川、山田絹
【会 員】 小川、山田絹、山本、中井康、大野、高橋、平松俊、吉川洋、村瀬、竹内秀、加藤、浅井、榊原正、古川、降幡、
   
【内 容】
 昨夜雨をもたらした気圧の谷が東へ移動中とのこと、梅の館ロビーで本日の観察コースとそのポイント説明を終え出発する頃、北西風は強いが暖かい日差しが照り始めました。タンポポが咲き誇り一部は綿毛状の冠毛を付け風散布待ちの風情です。愛知用水神社手前で10円銅貨の表裏面をカタバミの葉で擦りきれいな輝く赤銅色に変え、観察会を盛上げる俄か大道芸人も現われました。時の経つのも忘れベニシジミやアゲハチョウの舞う中、時折ヤマガラやマヒワが囀り、カナヘビが横切る、のどかな日当たりの良い小道を辿り、館ロビーに戻りました。子供さんの虫かごにはどれも青や褐色の幼虫が見られ、それに草が添えてありました。皆で取り合せ、振り返りを終えて解散する頃はかなり気温が上昇していました(小川・記)。

【観察した生き物】
◎植物 
 トウカイタンポポ、オオジシバリ、カラスノエンドウ、カスマグサ、スズメノエンドウ、オオイヌノフグリ、ハルノノゲシ、スズメノヤリ、スイバ、コウマゴヤシ、カラスムギ、コバンソウ、ツボミオオバコ、イタドリ、シロツメクサ、ヒメオドリコソウ、コオニタビラコ、オニタビラコ、オニノゲシ、ナズナ(ペンペングサ)、ハコベ(ミドリハコベ)、ヤエムグラ、など
◎昆虫
 アゲハチョウ(春型)、ベニシジミ、ヤマトシジミ、コガタルリハムシ、シマハラアブ、キリギリスの仲間、ダンゴムシ、モリチャバネゴキブリ、ヨコヅナサシガメ、マイマイガの卵殻、ヒラタアブの蛹ほか 
◎鳥
 コゲラ、マヒワ、カワラヒワ、ヤマガラ、カシラダカ、トラツグミ、ツバメ、キジバトなど
◎その他
 コモリグモ、イタチの糞
【観察会の様子】
 
【左】たくさんの花や虫に会いました。 【右】ヨコヅナサシガメがハエの体液を吸っています。

 
【左】ヒラタアブの幼虫もアブラムシが大好きです。 【右】在来種のタンポポがたくさんありました。


【左】上天気でした。
【右】オオジシバリ


【左】テントウムシの幼虫(左)。サナギ(右)
【中】サナギになり始めました。
【右】若いサナギ。


【左】もう直ぐ成虫になります。
【中】テントウムシの成虫。
【右】南向きのコンクリート壁にテントウムシのサナギがたくさんありました。


【左】カラスノエンドウとエンドウヒゲナガアブラムシみたいです。
【中】カスマグサ。両者の頭文字をとって、「カ+ス+間+草」とつけられたそうです。
【右】スズメノエンドウ


【左】ハルノノゲシ
【中】スズメノヤリ
【右】スイバ


【左】コウマゴヤシ
【中】カラスムギ。オートムギはノギが短い。
【右】コバンソウ


【左】ツボミオオバコ
【中】クスノキ
【右】アオキの雄花。


【左】モミジの雌花。
【中】キクイムシの入った穴でしょうか。
【右】アブラムシの仲間?。


【左】26
【中】27
【右】28


【左】ウズキコモリグモ
【中】本日の見どころを聞いています。
【右】梅園の中の雑草に虫がたくさんいました。


【左】黄色い花が緑色になったよ。
【中】テントウムシはアブラムシが好物です。
【右】緑がきれいな季節になりました。


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