【行事名】 道ばたの野草と春の芽吹きを感じよう
      (梅の館主催)


【日 時】 2007年3月17日(土) 9:30〜11:40
【場 所】 知多市「梅の館」の南の市民農園周辺
【天 気】 晴れ。少し冷たい風が吹いていました。
【参加者】  15名
【担 当】 吉川、中井康
【会 員】 山本、霜鳥、大野、平松、大嶋、石原、古川、降幡、村瀬
   
【内 容】
 参加者と指導員で20数人と盛況でした。少し冷たい風が吹いてはいたものの晴れていて元気に出発。まずは花壇の花を観察しました。アブラナの仲間,スイートアリッサム。虫はやはり少なく,モンシロチョウ,モンキチョウは見かけたものの大きな虫は見られませんでした。ただ,ヒラタアブの仲間やハエの仲間など結構小さな虫が出てきているのだカナヘビも日向ぼっこしていました。今年は暖冬でもうアブラナが満開です。まだ背は低いもののシソ科のホトケノザやナズナ,キュウリグサも咲いていました。真っ白な大根の花,黄色い白菜の花,水菜の花。水菜の花は小さくてカラシナに似ています。近いのかもしれません。まだまだ寒いのですがカラスノエンドウ,スズメノエンドウ,カスマグサの花が咲いていて,そこにはすでにテントウムシの親だけでなく,卵や幼虫,蛹がいました。季節が1月ほどずれている感じです。セイヨウミツバチが元気に蜜を集めに飛び回っていました。ニホンミツバチも少し見られました。セイヨウミツバチが黄色く目立つのに対してニホンミツバチは黒っぽい感じがします。(記・吉川洋)
【観察した生き物】
◎植物 
 
◎昆虫
 モンシロチョウ、モンキチョウ、ベニシジミ、ナナホシテントウ、セイヨウミツバチ、クロヤマアリ、ナミホシヒラタアブ、エゾコヒラタアブ、チビツチカメムシ、モンシロナガカメムシ、ヒシバッタ、モリチャバネゴキブリおよびハエの仲間、ユスリカの仲間
◎鳥
 ツグミ、モズ、ヒヨドリ、ヒバリ、ムクドリ
◎その他
 
【観察会の様子】
 
【左】ワスレナグサの仲間のキウリグサ 【右】カナヘビが散歩していました。

 
【左】アカメガシワの冬芽、何かに似ていますね。  【右】アブラナ


【左】園芸種のアリッサム。アブラナ科で別名、ニワナズナだそうです。
【中】土手に咲く春の野草を見ながら進みました。
【右】テントウムシの卵と幼虫が見えました。


【左】モンシロチョウやキチョウが菜の花を訪れていました。
【中】自然生えのアブラナが土手一面に咲いていました。
【右】ホトケノザ


【左】ナズナ、別名ペンペングサ。
【中】ハルノノゲシ
【右】ノボロギク


【左】スギナ
【中】カラスノエンドウ
【右】カスマグサ


【左】スズメノヤリ
【中】ヤナギの仲間。雌株みたいです。
【右】豆がはじけた後。サヤがバネ状に巻いています。ツルマメでしょうか。


【左】トクサは研ぐ草からだそうです。表面の白い小さな粒が石みたいに硬いです。
【中】ムラサキハナナ、オオアラセイトウ、ショカツサイ、ハナダイコンなどと言われています。時々白いタイプもあります。
【右】オランダミミナグサ。原産地が名前になっています。


【左】セイヨウタンポポ。総苞という花の周りにある部品が反り返っています。
【中】タネツケバナ。種籾を漬けるように知らせてくれる花です。
【右】スズメノカタビラ。どこの校庭にも見られ、草丈が短いところや地面が少し硬い所に良く生えています。


【左】お花畑のように咲いたオオイヌノフグリ。
【中】トウカイタンポポ。花の周りにある部品が反り返っていません。
【右】イヌムギの花が咲き出しました。花粉アレルギーの人、注意。


【左】ハコベの花びらは何枚でしょう。5枚です。カーネーションと同じくナデシコ科です。
【中】ヒメジョオンが咲き出しました。いや、暖冬で冬、枯れなかったのでしょう。
【右】シロツメクサ。豆の仲間で頭にたくさん豆の花が集まっています。


【左】コスミレみたいです。
【中】ダイコン(大根)の花。
【右】ミズナ(水菜)の花。


【左】ブロッコリーの花。
【中】ハクサイ(白菜)の花。
【右】ヒバリが木に串刺しになっていました。モズの仕業みたいです。


【左】テントウムシの卵の近くに幼虫がいました。
【中】湿ったところが好きなヒシバッタ。
【右】イラガの繭、抜け殻です。


【左】ハラビロカマキリの卵。
【中】アブラナにセイヨウミツバチが訪れました。
【右】チビツチカメムシが側溝の中を散歩していました。


【左】上の小さい玉はナガコガネグモの卵塊です。下は泥で出来ていましたのでスズバチの巣みたいです。
【右】コモリグモの仲間みたいです。
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