【行事名】 虫の声を聞きながら星空を見よう

【日 時】 2006年9月29日(金) 19:00〜21:00
【場 所】 知多市梅の館
【天 気】 晴れ
【参加者】  大人14人、子供14人
        (会員:平松俊、吉村、霜鳥、小島、中井康、降幡)
【内 容】
 観察に出かける前に明かりに集まる虫を狙って水銀灯を点灯させました。梅の館で参加者にお月さんのお話と夜観察する虫さんのお話をして出発しました。月が西に随分傾き始めていたので森に出かける前に月の観察をしました。月は月齢8日で上弦の月、月の凸凹を観察するのに良い日でした。子供たちは交代で感激しながら望遠鏡をのぞきました。丁度、頭の上で夏の大三角形も観察できました。
 9月下旬は天気によって随分気温が違うみたいです。今年は気温が高く鳴く虫の声も勢いがありました。東南アジア原産と言われているアオマツムシの音が一段と強く、在来の昆虫であるマツムシやコオロギの仲間の声がかき消されてしまうほどでした。散策では、梅林の下草の中や森の縁でたくさんの昆虫に出会うことが出来ました。水銀灯による灯火採集には、最盛期より少ない虫の数でしたがたくさんの種類の虫を観察することが出来ました。
【観察した生き物】
◎虫さん
  アオマツムシ、ヒメハマキの仲間、ホタルガ、ハモグリバエ(ジカキムシ)、スジキリヨトウ、シロスジツトガ、ツズレサセコオロギ、ツユムシ、クルマバッタモドキ、ヒシバッタ、マダラスズ、サビキコリ、アオドウガネ、ゴモクムシの仲間、オオヒラタゴミムシ、カザリバガの仲間(?)、オオホシカメムシ、オオホシカメムシ、キベリヒョウタンナガカメムシ(?)、モリチャバネゴキブリ、クサカゲロウの仲間、コマユバチの仲間(?)、アオバハゴロモ、ウスバキトンボ、アオバハゴロモ、キオビミズメイガ、ハイイロホソバノメイガ   
◎その他
  オニグモ、シロマダラヘビ

【観察会の様子】
 
【左】以前の同じ月齢の写真です。当日もこのように見えました。
【右】夜活動するシロマダラヘビです。各地に生息していますが偶然出会うことが出来ました。

【左】今日の見どころの説明を聞いています。 【右】月がきれいに見えました。

観察会の様子(続き)
アルバムへ   トップページへ