【行事名】 灯火に集まる虫とヘイケボタルの観察

【日 時】 2006年6月16日(金) 19:00〜20:40
【場 所】 知多市旭公園東の地域
【天 気】 くもり
【参加者】 一般 大人14人、子供21人
        (会員:平松俊、霜鳥、降幡、中井康、降幡)
【内 容】
 梅雨に入り、前日まではげしい雨が降っていましたの観察会ができるか心配をしていました。梅雨に入ると、ほとんどが雨の日になるような気がしますが、長年のデーターで降水確率が50パーセントを越える日は半分もありません。ただし、晴となる日はすくないみたいです。
 今年の灯火採集は、セット時間が少し早かったのでしょうか、カナブンの仲間が少なかったようです。ガの仲間とゴミムシの仲間がたくさん来ていました。子供たちにとっては少し寂しい気がしました。しかし、夜の散策でヘイケボタルがたくさん見られたことは救いでした。最近、各所でヘイケボタルの発生が少なくなっています。少なくなっている原因は、水田の湿田から乾田に構造改善が進んでいること。除草剤などの農薬散布が進んでいることなどが考えられています。この日はホタルが20頭以上見られました。参加者の中に、持ち帰りたいとの声もありましたが遠慮していただきました。ホタルの発生数、発生場所が少なくなっているからです。今回はホタルの見られた頭数より参加者の数の方がたくさんでした。以前のように各所で無数に発生すれば好きなように持ち帰ればいいのですが、まず、それ以前に、ホタルの生息環境について皆さんで考えていただきたいです。
 なお、オオフキコガネ、マガリケムシヒキ、コブノメイガ、モンキクロノメイガ、アカマダラメイガ、シロスジツトガなどが写真以外で見られました。      

【観察会の様子】
 
【左】水銀灯を点けて灯火に集まる虫を観察しています。
【右】セマダラゴガネがやって来ました。


【左】ヘイケボタルです。
【右】農道の脇にホタルが光っていました。

観察会の様子(続き)
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