【行事名】 春の野草虫さんに会いに行こう(知多市「梅の館」主催)

【日 時】 2006年4月15日(土) 9:30〜12:00
【場 所】 知多市梅の館周辺
【天 気】 雨
【参加者】 一般 12名
        (会員:吉川、山田絹、降幡、榊原正、山本、村瀬)
【内 容】
 やや薄曇りの天気の中で行われました。ヒバリの鳴き声を聞いて空を見上げて確かめたり,植え込みのボケやイロハモミジの花を確かめたり去年の実を調べたりしました。虫は少なかったものの梅の木のオビカレハなどの毛虫の赤ちゃんのアパートを観察したりカマキリの卵塊などが観察できました。ツクシやスギナ、トクサを比べることもできました。ムラサキハナナとも呼ばれるオオアラセイトウと,この花が大好きなスジグロシロチョウが観られましたが,菜の花にはモンシロチョウがいませんでした。ちょっと残念です。カラスノエンドウ,スズメノエンドウ,カスマグサといった似た種類のマメの仲間や柔らかい葉のノゲシ(ハルノノゲシ),トゲトゲの葉がすごいオニノゲシ,その中間のアイノゲシといった雑種をつくりやすいタンポポに似た花をつけるキク科の仲間も見かけました。シキミのロウ細工のような花,ミズキの優しい花やとげのない木イチゴのカジイチゴの白い花が咲いていました。中華料理に使う八角に似たシキミの実は猛毒ですが,カジイチゴのオレンジ色の実は甘くておいしいですね。春らしくハルジオンやホトケノザ,ギシギシ,ミント,カモミールなどいろいろな花が畑の縁に咲いていました。そこに来る虫たちをねらってクモさんも巣を張って待ち構えていました。大切に育てられているメダカたちも見せてもらって感激でしたが,もっと殖えてほしいですね。(吉川/記)  

【観察した生き物】
◎植物 
  ボケの花と実、イロハモミジの花、ミズキ、トクサ、オオアラセイトウ(ハナダイコン)、ホトケノザ、ギシギシ、アイノノゲシ、スズメノエンンドウ、カスマグサ、シキミ、ハルジオン、カジイチゴ、ミント、カモミール ほか
◎その他
 カワウ、ツグミ、ヒバリ、オビカレハ、カマキリの卵塊、スジグロチョウ、ゴミグモ、ヒバカリの死骸、ケムシのアパート、小さなクモ など、

【観察会の様子】
 





【左】雨の中、ヒバリが空の高いところでさえずっていました。

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