【行事名】 道ばたの野草と春の芽吹きを感じよう
【日 時】 2006年3月18日(土) 9:30〜11:40
【場 所】 知多市梅の館
【天 気】 薄曇り
【参加者】 一般 大人3人、子供6人
(会員:竹内秀、降幡、浅井、森田、山本、黒江、岩崎、榊原靖、吉川)
【内 容】
今年は梅の開花が遅れたため、丁度、満開になっていました。たくさんの梅見客が訪れ、近くの駐車場は満車となり随分遠くに車を止めた人がいました。
観察した場所は「梅の館」から道路を隔てた東側の水田地帯です。佐布里ダム湖のえん堤の下にあたる場所で、圃場整備が行なわれなかった昔からの谷津田です。ここは人間が自然を利用した営みが昔から引き継がれてきたところです。こんなところに最近はあまり見られなくなった春の七草の一つであるホトケノザやオギョウなどが見られるのです。観察会には3家族の方が参加されました。人数は多くはありませんでしたが自然が大好きで、大切な自然を次の世代に引き継いで行きたいと思っている人たちでした。今回は人数が少ない分、家族的にじっくり観察することができ、たくさんの生き物に出会うことができました。
【観察した生き物】
◎植物 順不同→セリ、ナズナ、オギョウ(ハハコグサ)、ハコベ、ホトケノザ(コオニタビラコ)、スズメノヤリ、トウカイタンポポ、ホトケノザ、オオイヌノフグリ、タネツケバナ、レンゲ、ノミノフスマ、キウリグサ、シダレヤナギの花、スギナとスギナの胞子葉、ノジスミレ、ウラジロチチコグサ、ノアザミ、アレチマツヨイグサ、オニノゲシ、オニタビラコ、オオアレチノギク、オオバコ、スイバ
、タンポポ、ギシギシ、ヤブタビラコ、ツリガネニンジン、フユノハナワラビ、イチョウウキゴケ、タブの冬芽(鱗芽:りんが)、クスノキの芽、クロガネモチの果実、オギ、ススキ
◎虫 セイヨウミツバチ、コガタルリハムシ、ルビーロウムシ、ハモグリバエ(ジカキムシ)
【観察会の様子】
【左】ヒサカキの雌花です。ヒサカキは雄と雌は木が別です。
【右】左からセリ,ナズナ、オギョウ(ハハコグサ)、ハコベ、ホトケノザ(コオニタビラコ)
【左】元気に出発です。 【右】タブの芽を観察しています。