【行事名】
「生き物・環境再発見友の会」’05年2月度定例観察会
【日 時】
2005年2月26日(土) 9:30〜11:45
【場 所】
知多市七曲公園周辺域
【天 気】
晴れ
【参加者】
一般 大人6人、子供7人
(会員:南川、山本(辰)、竹内(秀)、山田(絹)、霜鳥、小川)
【内 容】
冷え込みの厳しさで草露が一段と朝日に映える眩い快晴を迎えました。季節風で肌身に冷たさを感じましたが絶好の冬の観察日和となりました。テニスコート後方、東側の樹林帯に分け入る手前のブッシュで朽木の中から冬眠中のクモを見つけ、続いてコクワガタの幼虫を発見しました。樹林帯内ではカミキリムシ次いで腐葉土中からカブトムシの幼虫を見つけました。東屋前にシートを敷き皆で見つけた生き物をひろげ、図鑑などで名前を確認しながら振り返りを行ない最後に幼虫を分け合って、その飼育法 などを説明、散会しました。 (観察中に、ある子供さんから「僕が必ず育てる自信があるから、そのクワガタの幼虫、貰えないかな~」昨今少なくなったと言われる昆虫少年発見!----子供さん達の感想に替えて)(小川記)
在来植物で構成された森には、長い間、日本の国に生活し続けている生き物が見られます。この森の環境を変えてしまうと、生活する生き物も変わってしまいます。生き物たちはそれぞれの気候に適応して生活しているみたいです。森もそれぞれの気候に適応した森が形成されます。熱帯には熱帯雨林が成立し、暖帯には照葉樹林が、温帯にはブナ林が成立しています。森の種類によって住んでいる生き物が違っているのです。
虫さんは好き嫌いが激しく、それぞれ食べ物が違うのです。カミキリやクワガタを探しに草原や田んぼには行きません。今回は森の虫さんを観察することにより、森の大切さを知ることが出来ました。
【観察した生き物】
(幼虫)
コクワガタ、カブトムシ、キマワリ。
(成虫)
クビキリギス、ハサミムシ、タテジマカミキリ、カメムシ、イシムカデ、クモ、オオスズメバチ、トビズムカデ、ヒメクロオトシブミ、ナナホシテントウ、アリ(卵も)、ゴミムシ、マイマイガの蛹の抜け殻。
(その他)
オオバヤシャブシ、ハシブトカラス、ツグミなど
【観察会の様子】
【左】少し寒かったですが良い天気になりました。 【右】硬い朽木と柔らかい朽木と住んでいる虫が違うみたいです。
【左】穴に中に何かいるみたいです。 【右】クマバチだ出てきました。やささしいハチですがつかむと刺されます。
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