【行事名】
定例観察会:『朽木の中の虫を観察しよう』
【日 時】
2005年2月5日(土) 9:30〜11:45
【場 所】
知多市梅の館の南方雑木林, 散策路
【天 気】
曇り
【参加者】
一般 大人5人、子供8人
(会員:沖田、平松(俊)、山本(辰)、霜鳥、石井、小川)
【内 容】
再び冬型の気圧配置が強まり降雪も懸念され誠に肌寒い中での観察会となった。会員・石井さんの子供さんはじめ、8名の元気よい行動に励まされ梅の館の散策路を経由し、南側域の雑木林を選択,観察に入る。昨年同時期,佐布里大橋を渡った雑木林に多数観察されたカミキリムシの幼虫が今回全く観察されず残念であった。子供達全員の篭にキマワリの幼虫やコクワガタ、クワガタの幼虫、成虫(オス、メス)が満たされ、どの顔も満足げであった。梅の館に戻り、観察員と図鑑、ハンドブックなどで互いに確認・分ち合いの後、楽しかった観察会の余韻がまだ残る中,散会した。
朽木を食べる虫を観察すると食べる順序がある見たいです。比較的堅い樹木をカミキリの幼虫が食べ、少しやわらかくなった木をクワガタが食べています。更にぼろぼろになった樹をカブトの幼虫が食べているみたいです。また、針葉樹を好む虫と広葉樹を好む虫の種類が違うみたいです。自然環境の違いによりそれぞれのところに生息する虫の種類が違ってきます。単に虫を採集して喜ぶのではなく私たちも身の回りの自然環境についても意識したいと思います。
【観察した生き物】
エグリゴミムシダマシ、キマワリ、コクワガタ、クワガタ、コメツキムシ、タマムシ(以上、朽木の中の幼虫)
コクワガタ、クワガタ(各♂、♀)、タマムシ、ムカデ、ダンゴムシ、ヤマトシロアリ(以上、朽木の中の成虫)
【観察会の様子】
【左】ドキドキしながら、朽木に住む虫の観察を始めました。 【右】太い方がクワガタで細い方がキマワリの幼虫です。
【左】クワガタの幼虫です。 【右】コクワガタのお父さんです。小型タイプみたいです。
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