【行事名】 身近にあるキノコを調べよう
【日 時】 2004年11月20日(土) 9:30〜11:40
【場 所】 知多市旭公園周辺
【天 気】 晴れ
【参加者】 一般 大人10人、子供15人
        (会員:降幡、南川)
【内 容】
 10月9日に予定していましたが台風が来ましたので延期しました。今年はよく台風が日本に上陸しました。雨が多くキノコの発生も盛んだったみたいです。特にスギヒラタケは各地でたくさん見られ、これを食べた一部の人が亡くなったみたいです。スギヒラタケは今まで食用としてしてきましたので驚きです。ちなみに30年前のキノコの図鑑と現在のものを比較してみると現在は、次のように以前食用菌だったものが有毒菌に変わっています。
      ヒロヒダタケ(食)→(毒)
      キヒダタケ(食)→(毒)
      ウスタケ(食)→(毒)
 以上のものは体質により当たる人と当たらない人がいるみたいです。
 一方、有毒菌されているカキシメジ、ベニテングタケ、オオワライタケなどを塩蔵して食べている地方があります。以前、高山の朝市でカキシメジを食用として売られていたものを見ました。売っている人に聞いたところ「このキノコはおいしいが、強いキノコだから直ぐ食べることができない。塩漬けにして正月に食べると最高だ」といっていました。
【採集したキノコ】
ムラサキシメジ(食)、キツネタケ、ムジナタケ(食)、ヒトヨタケ、ザラエノハラタケ(食)、ウラベニガサ(食)、ニセクサハツ、チチタケSP、ドクベニダマシ、シロヒメホウキタケ、アラゲキクラゲ(食)、カワラタケ、スエヒロタケ、コフキサルノコシカケ、アオゾメタケ、クジラタケ、ホウロクタケ、ホコリタケ(食)、ノウタケ(食)、シラタマタケ、エリマキツチグリ、ニセショウロSP、スッポンタケ(食)、コツブタケ、クロコブタケなど。
    今回は腹菌類の仲間をたくさん見ることができました。
【観察会の様子】
 
【左】採集に出発です。    【右】食用のムラサキシメジがたくさん生えていました。

 
【左】ウラベニガサ(食)が枯れ木に生えていました。試食しますか。   【右】ドクベニダマシ(食毒不明)?。ドクベニタケに似ていますがかじったところ辛味がありませんでした。

観察会の様子(続き)
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