【行事名】 灯火に集まる虫の観察

【日 時】 2004年7月17日(金) 19:00〜20:30

【場 所】 知多市旭公園東の大同グランド周辺辺

【天 気】 うす曇

【参加者】 親子40人
        (会員:南川、降幡、中井康、霜鳥)

【内 容】
 七月の初めが一年で最も日没が遅い季節で、名古屋は19時11分となっています。本日は日没が少し早くなって、19時7分となっていました。参加者の皆さんは、19時に来ていましたので、未だ明るく人の顔を十分確認ができる状態でした。毎年、グランドの西側の森でクワガタを採集していますので、そちらに最初に行きました。しかし、ミヤマカミキリを発見しましたが、クワガタを発見できませんでした。ところが、南川氏は秘密の場所で数等発見してきました。観察会開始して直ぐに、子供たちはゴリヤクをさずかりました。
灯火に虫さんが集まるまで、ナイトハイクに行きました。グランドの東の森から旭東小学校東へ。ここでの水路でカワニナ、トノサマガエル、アシナガグモ、ハシリグモを観察しました。先月は、ここでヘイケボタルとクロマドボタルを観察することができましたが、天気がうす曇で、電灯の明かりが反射し、薄暗くホタルは、確認することはできませんでした。
 北側からグランドの森を回り、灯火採集している場所に戻ったところ驚く無かれ、写真のごとくカナブンが集団でやって来てました。先月18日の灯火採集の時にカナブンが1,2頭だったのに一月の間にこんなに変化がありました。   

【観察会の様子】

 
【左】ミヤマカミキリが大きなコナラにいました。
【右】ナガコガネグモの赤ちゃんがえさを狙って、森の縁に陣取っていました。

 
【左】コクワがたくさん見つかりました。
【右】これは何だー!!蜂の巣?。いやナンキンハゼに付いたガン腫です。(木の病気です)

 
【左】アブラゼミが木に登っていました。これから羽化するのでしょう。
【右】ぼくは、アブラゼミの成虫を見つけたよ。「この子はセミ取りがうまいんだ」(おばあさん)

 
【左】ゲンジボタルのエサになるカワニナです。
【右】アシナガグモのお父さんです。川から飛び立つユスリカなどを狙って、川や水田に巣を作ります。

 
【左】スジブトハシリグモのお母さんでしょうか。サカマキガイとカワニナも写っています。
【右】トノサマガエルです。

 
【左】休耕田にセリのお花畑ができていました。
【右】いつもの木で、カブトとクワガタを発見。誰がゲットするでしょう。

 
【左】戻ると、カナブンの仲間がたくさん来ていました。
【右】近くで見るとすごいでしょう。

 
【左】こどもたちは大喜び。たくさん持ち帰ってください。
【右】アオドウガネみたいです。カナブンの幼虫をツチバチの仲間がたくさん食べてくれます。ツチバチは先月19日のHPにでています。

 
【左】ヨモギネムシガ
【右】こんなにたくさんカナブンが来るのは、森が少なくなって草原が増えたからでしょうか。

 
【左】カブトのお母さんも来ました。
【右】ウスオビトガリメイガ

 
【左】アヤナミノメイガ
【右】「今日はたくさん収穫がありました」(ぼく)「こんない持ち帰ってどうするの」(お母さん)


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