【行事名】 冬に長旅してきた身近な野鳥を観察しよう

【日 時】 2004年1月10日(土) 9:30〜12:00

【場 所】 知多市「梅の館」と佐布里池周辺

【天 気】 晴れ、風も無くおだやか

【参加者】 一般 大人8人、子供5人
        (会員:岩崎、浅井、村井、山本、降幡)

【内 容】
  開会の後「梅の館」のホールで担当者から本日見らそうな野鳥や鳥の特長や生活についてお話を聞きました。観察コースは「梅の館」から愛知用水神社に向かい、林の中を通って佐布里池の西端まで冬鳥の観察をしながら移動しました。さらに佐布里池沿いの遊歩道を佐布里池駐車場に戻りました。駐車場から佐布里大橋の横を通って、取水塔近くまで移動して水鳥の観察をしました。
  今日印象に残ったのは、森の近く出で、コゲラ(小さなキツツキ)やシジュウカラが近くに来て肉眼で観察できました。ガイド担当者が性能がいいフイルドスコープを持参していただいたので、手にとるように野鳥の観察が出来ました。
  観察会の時にどんな双眼鏡がいいかと話題が出ましたので、簡単に説明します。7〜9倍位の物がよろしいでしょう。20倍、30倍のズームつきは野鳥観察には向いていません。また、4〜5倍の折りたたみのオペラグラスも野鳥観察には向いていません。大きいとレンズが明るいですが、扱いにくくなります。小さすぎるとレンズが暗くなり、夕方などは見難くなります。中型で扱いやすい物を手に入れてください。道具です、長く使うためにも、目のためにも、メーカ品がよろしいと思います。

【観察した野鳥】
ヒヨドリ、メジロ、ジョウビタキ、ホオジロ、コゲラ、シジュウカラ、アオジ、カワウ、カシラダカ、ハクセキレイ、マガモ、カルガモ、コガモ、オオタカ、キジバト、スズメ、カワラヒワ、ハシブトガラス、ハシボソガラス。  

【観察会の様子】

 
【左】野鳥カードを使って見られそうな鳥の解説をしています。
【右】愛知用水神社に向かっています。メジロやヒヨドリが上空を右左に移動していました。

 
【左】コゲラとシジュウカラが近くに来て、身近に見ることが出来ました。写真はコゲラです。
【右】クロガネモチの実は未だほとんど食べられていません。鳥さんは美味しいものから食べるのでしょうか。

 
【左】アオジを発見してフイルドスコープで覗いています。アオジは亜高山で美しい声でさえずります。
【右】焼き鳥で話題に出ますツグミです。寒さやエサの関係でしょうか、たくさん見かける年があります。

 
【左】佐布里梅の幹にハチの仲間が巣を作りました。スズバチでしょうか。巣の中にアオムシを麻酔させて赤ちゃんを産み、赤ちゃんはアオムシを食べて大きくなります。
【右】ナガコガネグモの卵塊でしょうか。20日位で孵(か)えるそうです。

 
【左】こちらは前のナガコガネグモに似ていますが縞があります。よく分かりませんので教えてください
【右】オオカマキリの卵塊もたくさん付いていました。

 
【左】クサグモの巣の後に点々と付いていましたので、クサグモの卵塊でしょうか
【右】採集をして中を見ましたらクモの赤ちゃんが出てきました。

 
【左】鉄塔のすぐ下に羽根がたくさん落ちていました。オオタカに食べられたのでしょうか。鳥の種類が分かりませんので教えてください。
【右】水鳥の観察に適した場所に移動しました。水鳥の生活について説明をしています。

 
【左】佐布里池の南にたくさんの水鳥が来ていました。
【右】今日見られた鳥のまとめをしています。最後に鳥達が住む自然環境と私達の生活について話をし終わりました。


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