「木の実・草の実・落ち葉の観察と工作をしよう」

15年11月1日(土)「梅の館」9:30集合

観察場所:「梅の館」と愛知用水神社周辺


 自然物を利用した工作をするのには「梅の館」の施設の中に「みどりの工房」があります。ここは予め用意されている材料で作品を作っています。私達、自然観察会が行なう自然物を利用しての工作は生き物が生活している中で、自然を観察しながら自然のお恵みを頂いて作品を作ります。普段は「梅の館」の施設内では自然物の採集は許されていませんが、今回は施設の了解で自然物を採集しました。
 自然界には植物・動物・菌類など様々な生き物が生活しています。また、中には有毒な生き物も生活しています。私達はそんな中で実体験を通して、自然の素晴らしさを見つけようとしています。目的は生きも物の名前を覚えることでなく五感を通して自然に接するようにしています。しかし、このホームページは極力生物の名前が分かるのは表示することにしています。それは参加者が身近な生き物について更に知りたい時、本やホームページなどで調べていただくためです。(間違った名前が表示されていましたら連絡をしていただくとありがたいです)
 今回の写真はデジカメのレンズの内側に蒸気が入り、曇って中心がボケてしまいました。お詫びします。

野外での材料さがしと野外工作

 
【左】材料探しに出かけました。ドングリが落ちていたみたいです。
【右】森の中で行なう、落ち葉の工作を説明しています。

 
【左】まず、ご飯の残りを落ち葉の皿の乗せて配布しました。
【右】家族で、何を作ろうか相談しています。

 
【左】作品が少しづつ出来てきました。ユズリハ(黄)の葉、コナラの殻斗、カクレミノの種子。
【右】Aさんの家族の作品です。シイ(薄茶)、カクレミノ(緑)。

 
【左】Bさんの家族の作品です。ナンキンハゼ(赤)、ユズリハ、カクレミノ、ケヤキ(緑)。ニガクリタケ(毒キノコ)。
【右】Cさんの家族の作品です。クスノキ(赤)、カクレミノ。

 
【左】Dさんの家族の作品です。クスノキ、カクレミノ、コナラ(ドングリ)。
【右】Eさんの家族の作品です。カクレミノ、カクレミノ種子、シバ。

 

【左】梅の館に戻る前に眺めのいいところで、コスモスをバックに記念写真。

梅の館に戻り、採集した自然材料を使って作品を作りました。

 
【左】リーダーが製作した作品見本@
【右】リーダーが製作した作品見本A

 
【左】リーダーが製作した作品見本B
【右】リーダーが製作した作品見本C

 
【左】ホットボンドなどを使って作り始めました。
【右】作ったカンムリをかぶってお得意顔です

 

【左】作った作品を持ち寄って記念写真です。

材料採集の途中で、子ども達がたずねてくれた生き物

 
【左】野外工作でよく使われたカクレミノです。森の入り口で体質によりかぶれるとお話しましたが、たくさんの人が森の中での工作に使用しました。枯葉でしたので神経質にストップをしませんでした。
【右】ムラサキシキブ(紫式部)の実です。どこかで聞いたことがある言葉ですね。

 
【左】オカメコウロギです。今年はなんだか遅くまで虫が鳴いていますね。
【右】オンブバッタはお母さんがお父さんを背中に負んぶして、愛し合います。

 
【左】ハゼの実です。高級和蝋燭の原料です。種子もかぶれますので注意してください
【右】中国原産のナンキンハゼの種子で、白いのはロウ分です。これからロウ分や油を採ります。また、小鳥が好んでこの実を食べます。

 
【左】よく分かりませんが、ドバトの半綿羽でしょうか。
【右】よく分かりません。知っている人、教えて下さい。

 
【左】前のものを開いたところです。
【右】何、と聞かれた時、一瞬わかりませんでした。ツバキの刮ハ(さくか)という外の皮の部分です。

 
【左】スダジイです。昔の子供たちのおやつでした。昔はおいしかったそうです。
【右】キノコですが分かりません。

 
【左】毒が強いニガクリタケです。食べて死ぬ人もいますが、口に入れて味を診る位なら大丈夫です。どんなキノコでも手で触って中毒になったということは聞いたことがありません。もっと、キノコに親しみましょう。
【右】ツバキの実です。美しいですね。

 
【左】実を見せられて聞かれた時は分かりませんでした。葉を見てユズリハとわかりました。
【右】シャシャンボです。日本産ブルーベリーで、ちょうど食べごろで、皆さんに試食していただきました。

 
【左】かわいいヒメヒガサヒトヨタケです。
【右】大府市の木になっているクロガネモチです。知多市の木はヤマモモです。鳥がちぎって落としたのでしょうか。

 
【左】ジムカデでの仲間で、ミミズやトビムシを食べています。オオムカデは毒が強いから注意してください。
【右】ノコンギクで、これも野菊とされますが、リュウノウギクがいちばん野菊らしいです。リュウノウギクは知多地方でほとんど見られなくなりました。

 

【左】ショウリョウバッタです。ショウリョウバッタやオンブバッタは捕まえやすい身近な虫さんです。


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