「灯火の虫とナイトハイクで鳴く虫の声を聞こう」

9月13日(土)知多市「梅の館」朝市前 19:30集合

観察場所:「梅の館」と佐布里池周辺


 アオマツムシが盛んに鳴いて、他の虫の音がかき消されるくらいでした。アオマツムシは東南アジアから来た外来昆虫といわれています。都市部の公園などにたくさん生息していますが、長野県や岐阜県の自然豊かなところにはいないようです。旅行した折などに意識をして聞いてみましょう。
 
 虫の鳴き声を聞くと鳴いている虫の種類により高さが違うことが分かります。アオマツムシやマツムシは高いところから聞こえてきます。ツヅレサセコオロギ、エンマコオロギは地面に似近いところで鳴いています。カンタンはヨモギの生えているところで鳴いています。虫さんは高さの違いや食べ物などの違いによりそれぞれ住み分けをしているようです。植物の多様性は虫の多様性に通ずるみたいですね。

 
【左】3 ナイトハイクに出かけました。ミノムシが公園内のコンクリ−ト製の擬木についていました。
【右】4 梅の木にヒロヘリアオイラガのマユが付いていました。

 
【左】梅みたいな実がついていました。何でしょう。ツバキの実です。
【右】ナガカメムシの仲間です。

 
【左】トノサマかクルマかを判定するために羽根を広げてみました。トノサマバッタです。
【右】アオゴミムシの仲間です。ゴミムシの仲間は動物食です。

 
【左】トノサマバッタの幼虫です。不完全変態で姿は変わりませんが幼虫は羽根がありません。
【右】昼間たくさん鳴いていたツクツクボウシが居眠りをしていました。

 
【左】シャクガの仲間です。いろいろなダンスをしてくれました。
【右】ナイトハイクをして灯火採集をしている場所に到着しました。

 
【左】ウスバキトンボです。熱帯に年中いるトンボで常に北へ勢力を伸ばそうとしていますが、このあたりでは冬越しができません。地球温暖化で冬越しができる範囲が広がっているそうです。
【右】ツユムシです。林の縁に生息していてやさしい音で鳴きます。

 
【左】ハエも訪問してきました。オオイエバエでしょうか。
【右】スジキリヨトウ

 
【左】ヨモギネムシガ
【右】驚きました。コガタスズメバチが4頭来ました。スズメバチに刺されると死に至ることがことがありますので注意をしましょう。

 
【左】クロフキノメイガ
【右】コモリグモの仲間でしょうか。

 
【左】カラスヨトウの一種
【右】クロテンヒメシャク

 
【左】ウスベニトガリメイガも常連の訪問者です
【右】アオズキンヨコバイです。ブドウに害を与えます。

 
【左】ヒシバッタは草原で灯火採集を行うといつも訪問してくれます。
【右】ツトガの一種

 





【左】最後に火星と月をフイルドスコープで見ました。火星と月をはじめてみた人がほとんどで、特に月のクレータを見て大感激をしていました。


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