【行事名】 秋の鳥や木の実などを観察しよう
【日 時】 2009年11月15日(日 9:30〜11:40
【場 所】 阿久比町「ふれあいの森」周辺
【天 気】 晴れ
【担 当】牧野、山田和
【参加者】一般 9名(大人 4名, 子供 5名)
(会員:大野、門脇、平松裕、榊原靖、山田和、降幡、伊藤、浅井、牧野)
【内 容】
家族で参加の方が3組あり、楽しくまとまりのある観察会ができました。植物は、サネカズラやノブドウなどのさまざまな実を観察しました。とりわけ、葉の落ちた木に大量に絡まったキカラスウリの実は一見してカキの実に見間違うほどでした。また、漢方薬の霊芝、マンネンタケがニョキニョキ生えた切り株を発見。今まで見つけても2つ程度なのにこんなに生えているのは初めて見ました。田んぼの脇の側溝でヌートリアを発見しました。彼らはかなり生息域を拡大しているようです。今年は暖かいせいか昆虫もバッタなどたくさんの種類を見ることができました。春の花であるホトケノザやサクラの花なども咲いていました。(記・牧野)
【観察した生き物】
◎植物
キカラスウリ、ハゼノキ、カマツカ、ヒヨドリジョウゴ、ワルナスビ、ヤマノイモ、アラカシ、カクレミノ、オオオナモミ、シャシャンボ、アメリカイヌホウズキ、アキノノゲシ、ホトケノザ、イボクサ、サクラ、ガガイモ、カナムグラ、ナノハナなど
◎昆虫
ベニシジミ、セセリチョウ、ヨモギハムシ、コフキゾウムシ、コバネイナゴ、ツチイナゴ、セスジツユムシ、クビキリギス、オオカマキリ、コカマキリ、アキアカネ、カメムシ類の幼虫、アオクサカメムシ、ヨコズナサシガメ、クロヒラタアブ、ルリミズアブ、オオハナアブ
◎鳥
モズ、アオジ、メジロ、ハシブトガラス、スズメ、カワウ、ヒヨドリ、ムクドリ、カワラヒワ、キジバト、シジュウカラ
◎その他
ヌートリア、ジョロウグモ、マンネンタケ
【観察会の様子】
【左】巨大カボチャの墓場で記念写真 【右】キカラスウリが実った梅林でアオジ発見
【左】つる植物でリース作り講習 【右】最後にどんな鳥が観察できたか振り返り
【観察会続き】
【左】本日の予定のお話
【右】カワラヒワ
【左】アオジ
【中】カラス?
【右】鳥の巣
【左】ビナンカヅラ。右、果実
【中】果実の色が変わるノブドウ
【右】キカラスウリ
【左】ハゼノキ
【中】カマツカ
【右】ヒヨドリジョウゴ
【左】ワルナスビの果実
【中】ヤマノイモの果実と種子
【右】アラカシ
【左】カクレミノ
【中】オオオナモミ
【右】シャシャンボ(和製ブルベリー)
【左】アメリカイヌホウズキ
【中】アキノノゲシ
【右】ホトケノザ
【左】イボクサ、夏の花
【中】サクラ
【右】サクラ
【左】ガガイモ。右、果実の中
【中】カナムグラ。ビール原料のホップに近い植物
【右】ナノハナ
【左】29
【中】ベニシジミ
【右】セセリチョウの仲間
【左】32
【中】33
【右】34
【左】35
【中】36
【右】ヨモギハムシ
【左】ゴミムシの仲間
【中】コフキゾウムシ
【右】コバネイナゴ
【左】ツチイナゴ(成虫越冬)
【中】セスジツユムシ
【右】クビキリギス
【左】オオカマキリ
【中】オオカマキリの卵塊
【右】コカマキリ
【左】子カマキリの卵塊
【中】48アキアカネ?
【右】カメムシ類の幼虫
【左】アオクサカメムシ?
【中】ヨコズナサシガメ?
【右】クロヒラタアブ?(幼虫はうじ虫形でアブラムシを食べます)
【左】ルリミズアブ?
【中】オオハナアブ(幼虫は水生うじ虫で呼吸管をもち汚水中に住み腐敗有機物を食べます。)
【右】ジョロウグモ
【左】マンネンタケ。レイシの原料で薬用に使われる。