【行事名】 灯火に集まる虫の声を聞こう
【日 時】 2008年8月16日(土) 19:30〜21:00
【場 所】 阿久比町ふれあいの森近郊
【天 気】 晴れ
【担 当】平松俊 、平松裕
【参加者】 大人14名、子供21名
(会員:平松俊、平松裕、牧野、浅井)
【内 容】
今年も一般参加者がなく、指導員のみの観察会となりました。美しい満月が見え隠れする林の道をクモや昆虫を探したり、鳴く虫の音を聞きながら歩きました。途中、オオミズアオと思われる大きなガや木の根につかまり眠っているかわいいハチなどの珍しいものにも出会うことができました。このところ全く雨がなく、地面は乾燥しクロマドボタルの餌となるカタツムリの動きがないためか、期待していたクロマドボタルは発見できませんでした。しかし、灯火のもとには、ここでは初めての(私の知る限りで)ツノトンボがやってきて大満足です。また、カマキリの幼虫がヒシバッタを捕食するという珍しい場面にも遭遇しました。カマキリにとっては白布の上は御馳走一杯のレストランといったところでしょうか。かなり暑い夜でしたが、大小さまざまな虫たちをじっくり見ることができ面白い観察会でした。(記・牧野)
【観察した生き物】
◎ナイトハイク
オオミズアオ(?)、ハヤシノウマオイ(声)、カンタン(声)、マツムシ(声)、アオマツムシ、キリギリス、ツユムシ(幼)、カネタタキ(声)、ヤブキリ(声)、オカメコオロギ(声?)、エンマコオロギ(声)、ハラビロカマキリ、アブラゼミ、アオバハゴロモ、カトリヤンマ、アミメクサカゲロウ、キマダラヒロバカゲロウ(?)、ハナバチ類
◎灯火
イチモンジセセリ、シオカラトンボ、アオドウガネ、ヒメコガネ?(ヒメコガネとツヤコガネの外観上の区別がわかりません。誰か教えてください。)、ビロウドコガネ(?)、キイロチビゴモクムシ、ミドリマメゴモクムシ(?)、アオバアリガタハネカクシ、ニセユミセミゾハネカクシ(?)、アオバネサルハムシ(?)、カミナリハムシ類、マダラチビコメツキ、サビキコリ、ヒメガムシ、ジュウサンホシテントウ、ケシキスイ類、クモヘリカメムシ、クサギカメムシ、アオクサカメムシ、イネカメムシ、ヒメツヤツチカメムシ(?)、ハマベアワフキ、ベッコウハゴロモ、ツマグロヨコバイ、イナズマヨコバイ、フタスジトガリヨコバイ(?)、ヒメトビウンカ、ヒラタグンバイウンカ、ウマオイ類、クサキリ、タンボコオロギ、ハネナガヒシバッタ、ヒシバッタ類、ツノトンボ、ヤマトクサカゲロウ(?)、コカゲロウ類、コマユバチ類、ユスリカ類
【観察会の様子】
【左】アオドウガネ 【右】ウマオイ
【左】カマキリの抜け殻 【右】ツノトンボ
【観察会続き】
【左】アオクサカメムシ
【中】クサキリ
【右】クサカゲロウ
【左】8