【行事名】 阿久比・エスペランス丸山〜箭比(ヤヒ)神社周辺の朽木の虫を観察しよう
【日 時】 2008年1月27日(日) 9:30〜11:30
【場 所】 阿久比町・エスペランス丸山〜箭比神社周辺
【天 気】 晴れ時々曇り
【担 当】平松裕規、牧野靖子
【参加者】 一般 3名 (内 子供さん 1名)
(会員:平松裕、牧野、降幡、森田、浅井、竹内秀家族(2名)、山本、門脇家族(4名)、小川)
【内 容】
今朝も氷点下の冷え込みで寒い日です。観察路を説明後、潜ると「おこり」に罹るとされている箭比神社の鳥居を左に巻いて本殿に向かいました。途上、斜面に茶褐色の緻密で硬い岩石・チャート(地質:加木屋層)が露出、早速、火打石よろしく火花を散らし石器時代のロマンに浸りました。カラ類の野鳥が木の実を啄ばむ中、大きく立派なカブトムシの幼虫を、参加した子供さんが見付け歓声が上りその後次々と朽木の虫さんを発見しました。朽木の虫を観察すると食べる順序があるようです。比較的堅いt樹木をカミキリの幼虫が食べ、少し柔かくなった木をクワガタが、更にぼろぼろになった樹をカブトが食べているみたいです。また、針葉樹を好む虫と広葉樹を好む虫の種類が違うみたいです。単に虫を採集するのではなく私達の身の回りの自然環境についても意識したいと思います。境内で収集した虫さん達の分かち合いを解説を交えて行った後、解散しました(小川/記)。
【観察した生き物】
◎昆虫 (幼虫・蛹)
カミキリ、コクワガタ、キマワリ、クワガタ、カブトムシ、クロマドボタルの幼虫?、スズメガの蛹、ケバエの蛹
◎昆虫 (成虫)
カマドウマ、アブラムシ、ユミアシゴミムシダマシ、イシムカデ、トビズムカデ(オオムカデの仲間)、ヤスデ、ワラジムシ、シャクガの仲間、スズメバチ、
◎鳥
ヒヨドリ、カラ類(コガラ、ヤマガラほか)
◎植物
アゲマキ、ヤマモモ、コクラン、シイノキ
◎その他
クモの仲間、キノコの仲間、ナミコギセル?
【観察会の様子】
【左】受付をやっています 【右】クロマドボタルの幼虫?
【左】朽木の中から大きな幼虫が出てきました。 【右】カブトムシの幼虫。
【観察会続き】
【左】虫探し楽しかったです。
【右】キノカワガの仲間でしょうか桜の樹皮に
【左】箭比(やひ)神社の入り口
【中】箭比神社の説明
【右】大きなアベマキがご神木になっていました。
【左】カマドウマ
【中】ユミアシゴミムシダマシの幼虫
【右】コメツキの幼虫?
【左】カミキリムシ
【中】コクラン
【右】ホコリタケ
【左】14
【中】キツツキが空けた穴
【右】アベマキの樹冠
【左】シイノキの板根
【中】山の上にチャートの円礫がたくさんありました。
【右】箭比(やひ)神社の社殿に彫物がありました。
【左】ヒノキ林の坂を進みました。
【中】コガタスズメバチの♀?
【右】スズメガの蛹
【左】ナミコギセル?