自然観察会の保険と安全について
楽しく有意義な自然観察会になるよう日頃、安全対策を講じていますが、予期せぬ災害トラブルが発生することがあります。
そこで観察時の 安全対策 について要点を記したので参考にして下さい。
1.観察会での安全対策など
1) 事前の下見でコース内の危険個所の有無、危険な動物・植物などをチェックし、災害防止の対策をする。
*救急医療情報センターは(尾張横須賀)0562-33-1133または(半田)0569-28-1133。
2)当日、参加者名簿を作る。
3)当日、危険な動物・植物、フィールドマナー、体調管理などについて参加者に伝える。
4)観察行動中も危険の予測、参加者の行動・体調等に目を配る。
2.事故が起きた時の対応(まず冷静に、そして同席している主催者に必ず連絡を)
1)救護:負傷者の確認⇒⇒応急処置⇒⇒同席している主催者を通じて救急車等の手配
2)移動:安全な場所への移動⇒⇒他人が巻き込まれない為の注意
3)連絡先:事故発生の翌日までに県協議会保険担当理事まで連絡
愛知県自然観察指導員連絡協議会
保険担当理事 高松一史 (2024年度現在)
E-Mail:kazu_nol@hotmail.com
Tel:080-5136-5582
※電話連絡:平日は20:00以降の連絡をお願いします。
*担当理事不在の時は代理店(富士オフィス&ライフサービス梶@電話052-746-3001 担当:長岡様)へ連絡する。
4)報告内容:負傷者の氏名、住所、電話番号、昼間の連絡先、生年月日、性別、(子どもの場合保護者も)、
事故発生日時と場所、ケガの部位と程度。(連絡内容のメモ、写真・スケッチを記録として残す)
*負傷者へは誠意をもって、親身になって対応する。
(その他)
@賠償責任保険とは、事故の原因が指導や管理ミスなどが、あるとして被害者から損害賠償請求される事態に備えての保険。
*NACS-jの「自然観察指導員災害保障制度」はこれをカバーする為に加入をすることをお薦めします。
A受託の事業については委託元(主催者側)が傷害保険に加入しているか否か把握しておく。
3.レクリエーション傷害保険=参加者がケガをした時に備える保険
1) 保険料:1人41円
2)手続き:参加者は受付名簿に氏名・住所等を記入し、参加費50円(保険料含む)を支払う。
3)保険金額:死亡・後遺障害 590万円
入院日額 5、000円(180日限度)
通院日額 4、000円(90日限度)
*但し、 治療費・診断書代等は支払われない。
4)保険の範囲:観察会当日の受付から解散時までの責任者の管理下にある期間
5)保険の対象:自然観察会及びクラフト教室の傷害
*但し、有毒植物の誤飲、鋸や鎌を使っての作業中の事故、山岳登坂などは含まれない。
6)事務処理:@ブロック世話役は毎月10日に前月の保険対象者の人数を県協議会へ報告する。
ブロック世話役は翌年6月末までに末に保険料(参加者総数×41円)を指定口座へ振り込む。
*郵便振替口座 00820-9-6546(愛知県自然観察指導員連絡協議会)