スクミリンゴガイ
と タニシの比較
「タニシ」といっても、「タニシ」という「タニシ」はいません。
「タニシ」とは、ヒメタニシ、マルタニシ、ナガタニシ、ヤマタニシ、オオタニシなどのタニシ全般を示します。
 ※道理で「タニシ」で検索しても、
    そのような種名の写真がヒットしない訳でした…(^_^;)
 ここでは、スクミリンゴガイとの比較ということでご了承下さい。

2008年9月7日(日)撮影  写真をクリック→拡大


【左】左の二つ→スクミ 右の二つ→タニシ
【右】上段→スクミ 中段→タニシ 下段(1ヶ)→ドブガイ
<見分け方>
<スクミの場合>
螺旋(らせん)の流れと同じ向きに(しま)模様が目立つ。
 ※藻に覆われていると分からない。
   (開口部は比較的きれいだから、模様が確認できる)

・とんがったほうを頭として立てて見た場合、首がすっこんでいて(スクんで?→スクム→スクミ??)、首から上が低くなっている。(どこが首なの…???)
 ※右の写真で、上段と中段を比較すれば歴然である。

・首のすっこみが強くなると“リンゴ”のような形に見えます???

【注意】
・縞模様を確認するためには、手で取って、開口部の藻を掃除しないといけない場合があります。そのような場合のため“手洗い用の水”を持つようにします。触った後(調査後)は、手を洗いましょう。(感染防止対策)




タニシ(半田市行人町 三郷池の下の側溝)
ほとんど、先(てっぺん)が欠けている


タニシ(半田市神明町 瀧上工業北の道沿いの川)
先(てっぺん)が欠けていない



2006年8月20日 徳島県内にて撮影

田んぼの澄み切った水の中にウジャウジャいました。田の地面には草や藻が全くありません
本体にも藻はなく、テカテカできれいです


散歩していたスクミ同士が出会って、くっつき始めて、しばらくたった状態です。
この“くっつき”グループに触れても、そのまま、素通りしていく個体、
そこで仲間になってくっついていく個体(右の写真)、色々ありました。
殻に付いていた藻を食べていたのかも知れません??(^_^;)


皆さんご存じの卵塊。拡大写真がきれいなので載せました


スクミの成体は手前の田んぼにいました。後方左の巨木は国天然記念物「乳保神社のイチョウ」です
卵塊は写真右端に少し見える側溝に付いていました


同じ田んぼでスクミと一緒に歩いていた知らない虫です。私の興味は田んぼの“土の表面”です
写真クリックで拡大すると分かりますが、楕円形のツブツブが一面あります。何でしょうか?
スクミの(ふん)でしょうか?    もっと拡大する←クリック