【行事名】 海辺の生き物を観察しよう(七宝北中学校野外学習)

【日 時】 2005年10月6日(木) 13:00〜14:20
【場 所】 美浜町の間灯台近くの海岸
【天 気】 晴れ
【参加者】 生徒と引率の先生60人
        (会員:森田、降幡)
【内 容】
 七宝町の七宝北中学校の2年生が美浜少年自然の家に宿泊し、私たちの生活と自然・歴史など総合的学習を行うために訪れました。その一貫として海辺の生き物の観察を実施しました。場所は、野間灯台の直ぐ下の海岸で、砂浜と磯があるところです。ここは伊勢湾の中でも比較的、波が打ち寄せる場所で各所の砂浜に見られるような貝の仲間は少ないですが、磯にはびっしり生き物が張り付いているところです。
 観察は、いつもの通り、予め採集したものを種類別に集める水槽を用意しました。タモ、バケツ、テカギを利用し、それぞれ自由に40分くらい採集し水槽に集めました。最後に、採集したものを説明をし、実物を小さな容器にいれて、それぞれ回覧して観察をしました。
 今回、中学生が一生懸命に海の生き物を採集してくれたお陰で、スナホリガニを見つけてくれました。スナホリガニは波で常に洗われ、泥が少ないきれいな潮間帯の砂の中に住んでいます。そして、潮の満ち干きに合わせて、波打ち際のところで餌を求めている生き物です。波が荒い外海に面した海岸でよく見られますが、内湾では少ない生き物です。また、大きなマダコも採集してくれました。たくさんの人が参加し、海の生物を観察すると、時々、普段見られない生き物に出会うことがあります。そんな点からも今回の海辺の観察は成功であったと思います。最後に参加された生徒さん感想等をお聞きすればよかったですが、時間が有りませんでした。お手数ですがEメールなどで寄せていただけば、今後の参考になりますのでどうぞお願いします。  

【観察会の様子】
  
【左】野間灯台の前で開会式です。
【右】生徒さんが採ってくれたマダコです。

  
【左】スナホリガニです。内容のところに説明有り。
【右】張り切って、採集開始です。

観察会の様子(続き)
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