【行事名】 長岡のゲンジホタル発祥地を視察
【日 時】 2009年6月19日(金)
【場 所】 滋賀県米原市長岡町天野川
【天 気】 晴れ
【担 当】平松(俊)・南川
【参加者】 平松(俊)・南川、降幡、牧野、浅井、大嶋、山田絹
【内 容】
金山を17時55分発の帰宅ラツシューの快速列車に乗り近江長岡に向かう。列車が大垣駅を過ぎローカル色豊かな里山と田んぼが広がる風景になり、ホタルが見れるぞと言う気持ちになり車窓の景色を見ながら童心に帰った。18時58分列車は定刻どうり無人駅の長岡に着く、キップを回収ボックスに入れ夕闇には少し早い駅前の路地に向かう。迎えてくれたのは地元の子供から大人がそれぞれに故郷の誇りホタルへの思いを絵に描いた掛行灯であつた。町民のホタルに対する想いを描いたぼんぼりに導かれて、路地を進むと天野川の下流に着く。程なく歩くと町の社である川の脇に鎮座する長岡神社があり参拝する。この社には今回のホタル祭りに(6月5日〜14日)に合わせて神事が行われたらしく、萱で作られたチワワ?の輪があり、その横には樹齢800年、滋賀県天然記念物のイチョウの大木が四方を見渡していた。社を後に夕闇が迫る川沿いの路をぼんぼりに導かれ歩み、ホタル観賞地のシンボル特別天然記念物の謂れと発祥を記したレリーフの石碑の前に座り込み、軽い軽食と歓談をしながら暗闇になるまで時を過ごしホタル出現を待つ。少し風も出てきてホタルが飛び交う気配はないものの川辺の草むらに1つ、2つとホタルの明かりを観賞出来た。どうやらピークは過ぎたらしく数は多く出現しなかったが童心帰りそれなりに達成感を味わう事ができた。このまま自然破壊が進まず、伊吹山の麓の里山に自然豊かな環境が育つことを祈念しながら、帰路に着く。
帰りの列車を待つホームでは待合室の明かり等ガラスに集うカゲロウは始め多くの虫たちを観察する会員の好奇心と姿勢は相変わらず頼もしいものであつた。(記・南川)
【観察した生き物】
◎昆虫
メイガ類、ヤガ類、コケガ類、ヒトリガ類、ゲンジボタル、カゲロウ類、ヒゲナガカワトビケラ類、
【観察会の様子】
【左】名護か駅前は静でした。 【右】ぼんぼりがホタル発生地まで続きます。
【左】夕闇迫るの天野川 【右】掛行灯に導かれて
【観察会続き】
【左】天野川、ぼんぼり、伊吹山
【中】ぼんぼりと花で
【右】掛行灯の明かり
【左】長岡神社にて
【中】樹齢800年のイチョウの大木
【右】イチョウの説明
【左】ぼんぼりの道案内
【中】長岡の落ち着いた夜景
【右】長岡の落ち着いた夜景
【左】ゲンジホタル見えますか?・・・・
【中】ゲンジボタル
【右】ゲンジボタル
【左】ホタルはいまいちでしたが雰囲気最高
【中】ヤモリが家守してました
【右】19
【左】20
【中】21カゲロウの仲間
【右】22カゲロウの仲間
【左】オニグモ?
【右】ホームでの灯火観察