【行事名】 海辺のカニ、ヤドカリ 主催 知多自然観察会/常滑 

【日 時】 2021年07月11日(日) 10:00〜12:00
【場 所】 集合:蒲池漁港P
【天 気】 晴れ
【担 当】 中井、降幡
【参加者】 一般36名 (大人18名、子供18名)
      (指導員3名:降幡、森下栄、森田)
【内 容】
 大潮(鬼崎・干潮:12:54 12cm)、梅雨入り(5月16日頃)、梅雨明けは未だ。全国的に大気の状態が不安定で、厳しい蒸し暑さが続く。
当日の参加者は13家族36名。内5家族からは事前の電話申し込みを受けた。鬼崎漁協前で開会挨拶、海辺の危険と熱中症予防についてお願いし海岸へ直行。海辺での活動範囲を定めて約1.5時間を自由活動時間とした。
その間、個々の家族場面で生きものの説明、捕獲の仕方、質問への回答をして過ごした。採れた生きものに満足した頃を見計らい、早めに全員を集めた。採取した生きものをバットに仕分けてもらい、指導員の解説と共に、「驚き(Wonder)」を分かち合った。
コロナ緊縮下、どの家族も屋外での活動を待ち望んで参加されており、「海辺のカニ、ヤドカリと楽しく遊べた」様子でした。
(記・遊びの達人、森田・降幡)

【観察した生き物】
◎海藻・海草
アナアオサ、アマモ、ツルツル、オゴノリ、タンバノリ
◎魚介類
ユビナガホンヤドカリ、イシガニ、イソガニ、ヒライソガニ、ケフサイソガニ、スジエビの仲間
ミミズハゼ、シマハゼ、アゴハゼ、カサゴ
イボニシ(卵嚢付き)、アカニシ(卵嚢)、ムラサキイガイ、アラレタマキビ
◎漂着物(貝殻)
サルボウ、アカニシ
◎その他
フナムシ、ゴカイの仲間コケムシの仲間、エゾカサネカンザシゴカイ、イソガニ寄生虫のフクロムシの仲間

【観察会の様子】



【左】海岸遠くまで分散     【右】消波ブロックの近くはカニとヤドカリの宝庫


【左】ヤドカリ採れた      【右】採れた生きものをバットに仕分け


【観察会続き】

観察会周辺の景観

【左】蒲池漁港   【中】カワウ、5羽が羽根休め   【右】オカヒジキ群生

観察会の様子 補足

【左】   【中】   【右】


【左】   【中】   【右】

観察した生きもの 海藻・海草

【左】タンバノリ (貝の卵嚢付着)   【中】タンバノリ   【右】タンバノリ (コケムシの仲間付着)


【左】アナアオサ   【中】ツルツル   【右】オゴノリ

観察した生きもの 魚介類

【左】コケムシの仲間   【中】アカニシ(貝殻) エゾカサネカンザシゴカイ付着  【右】アカニシの卵嚢


【左】イシガニ   【中】イシガニ   【右】イソガニ


【左】ヒライソガニ   【中】ヒライソガニ   【右】ケフサイソガニ


【左】寄生虫のフクロムシの仲間   【中】同左   【右】ユビナガホンヤドカリ(アラムシロガイ)


【左】ユビナガホンヤドカり(ウミニナ)   【中】スジエビの仲間   【右】スジエビの仲間


【左】シマハゼ   【中】カサゴ   【右】アゴハゼ


【左】アゴハゼ   【中】ミミズハゼ   【右】フナムシ


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