【行事名】 「初夏の里山で生き物を探そう」  ●東浦町環境課主催

【日 時】 令和3年7月17日(土) 9:30〜12:00
【場 所】 集合:東浦自然環境学習の森P
【天 気】 晴れ
【担 当】 竹内秀、桑原
【参加者】 一般:37名
             (指導員:浅井一、門脇、竹内秀、田中央、南川、森田)
【内 容】
 コロナの影響で環境課に申し込みをしてとのことで少なめ。去年は中止となったので2年ぶりの観察会となった。夏の生き物を探しにたくさんの親子が集まった。梅雨明け宣言はまだ出ていない午前中(午後には宣言された)熱中症に気をつけながらの観察会。日差しはきついが日陰は風が吹いてほっとできるといった日となった。
 駐車場からもトンボたちが飛び回る姿が見られた。また、池の脇のマダケに花が咲き枯れる寸前の姿を見せていた。(新聞やテレビでも報道された)
 自然環境学習の森のこ道を進んでいくと、ウグイスの声、谷渡りの鳴き声まで聞かれた。数年前までは春の鳥の鳴き声であり、こんな初夏の季節に聞かれることはなかった。これも地球温暖化の影響か?山に行かずにここで鳴き続けなければならない何かが起こっていることだと感じた。
 トンボたちの捕まえ方のレクチャーのあと、注意深くタモを振る子供たちの姿か見られた。虫かごの中はシオカラトンボの雌や雄、大物のオニヤンマが捕まったときは歓声が上がり、目の美しさと黄色と黒色の長い尻尾にさすがトンボの王様だねといった声も聞かれた。
 途中、ヤギさん(除草のための2頭)やマムシにも出会った。
 木道を進んでいくと子供たちのお目当てのカブト、クワガタムシが集まる木が何本かあり、運が良ければこの時期に観察ができる。参加者は注意深く周囲を探し、ノコギリクワガタやカブトムシを見つけることができた。
 この学習の森では、水辺の環境保全や竹を切って竹灯籠を作るなどのボランティアが活動されており、今日は活動日だった。「観察会があるのなら伝えておいてくれればもっと集めておいたのに」と言いながら、何匹かのクワガタ、カブトムシを分けていただいたおかげで、観察会を終えて分かち合いをした後に、子供たちでジャンケン大会ができた。ほしいと手を上げた家族にはそれぞれにお土産ができた。

【観察した生き物】
昆虫:モンキアゲハ、アゲハ、アオスジアゲハ、ヒラタクワガタ、ノコギリクワガタ、カナブン、タマムシ、
 コシアキトンボ、オニヤンマ、シオカラトンボ、オオシロカラトンボ、タイワンウチワヤンマ、チョウトンボ、アジアイトトンボ、
 モンシロチョウ、ヤマトシジミ、カラスアゲハ、ナガサキアゲハ、コミスジ、クロコノマ、ツマグロヒョウモン、
 ニイニイゼミ、アブラゼミ、狩りバチの仲間、コガネグモ、カバキコマチグモ、コガタスズメバチ、
 キリギリス(声)、ショウリョウバッタ、カマキリ、
両生類:アマガエル、ヌマガエル、ウシガエル(声)、
鳥類:ウグイス、ツバメ、ヒヨドリ、カイツブリ
植物:ガマ、ミゾソバ、ヨウシュヤマゴボウ(外来種)、クズ(花)、
その他:カナヘビ、マムシ、

【観察会の様子】



【左】観察中の危険について お話     【右】ヤギ牧場 餌やり


【左】樹上のカブトムシ      【右】カブトムシ じゃんけん


【観察会続き】

周辺の景観

【左】梅雨明け初日   【中】自然環境学習の森入口   【右】ヨシ原

観察会の様子 続き

【左】主催者挨拶   【中】トンボ採り   【右】バッタ採り


【左】キリギリス採り   【中】ヤギさんと遊ぶ   【右】逃げた虫探し


【左】   【中】カナヘビ見つけた 追跡中   【右】


【左】驚きの分かち合い   【中】   【右】クワガタ じゃんけん

観察した生きもの

【左】コシアキトンボ   【中】   【右】


【左】シオカラトンボ ♀   【中】ウスバキトンボ   【右】オニヤンマ


【左】アブラゼミ 幼虫   【中】アブラゼミ 幼虫   【右】アオバハゴロモ


【左】カブトムシ ♂   【中】カブトムシ ♀   【右】ヤマトタマムシ


【左】アマガエル   【中】   【右】ヌマガエル


【左】カナヘビ捕った   【中】カナヘビ   【右】ミシシツピーアカミミガメ


【左】ドングリ結実、キリギリス ♂   【中】ヒメギス ♀   【右】ショウリョウバッタ


【左】キクラゲ   【中】   【右】クリの実 結実


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