【行事名】
里山の春を見つけよう
【日 時】
令和3年4月3日(土)9:30〜11:30
【場 所】
東浦自然環境学習の森
【天 気】
曇り
【担 当】
岩本、山田公
【参加者】
一般8名
(指導員:浅井一、岩本、門脇重、榊原正、竹内秀、田中央、藤井辰、古川、南川、)
【内 容】
雨の予感がする風が吹くものの、春も真っ盛り。コナラの新しい葉が少しずつ開き はじめ、春が来たよと伝えているようでした。ウグイスが気持ちよさそうにさえずっ て、谷渡りまでさえずるものの姿はなかなか見せてくれません。温暖化のせいか季節 が早く巡りで、3月末には桜が満開。週末の雨で桜は散り小学校入学式は葉桜となっ てしまい、ピンク色のない入学式になります。
自然環境学習の森の駐車場から新池(ため池)を通りながらゆっくりと散策を行い ました。
常緑樹の深緑、地面にはタンポポの黄色、ハルジオンのうつむいたつぼみ、カラスノエンドウの濃いピンクなどさまざまな自然の色を観察することができました。タンポポに混じってヒメブタクサやオニタビラコ、ホトケノザやヒメオドリコソウ、カラスノエンドウやスズメノエンドウが見られました。イタドリやワラビの食べ方、芹やタケノコの食べ方の話をしながら歩みを進めます。タケノコもたくさん採れました。
太陽が少し顔を出すとキチョウやモンシロチョウ、モンキチョウやテントウムシが見られました。コナラの幹に、オオワラジカイガラムシが複数いるのも発見し、春を満喫することができました。
【観察した生き物】
◎植物:シロツメグサ、カラスノエンドウ、レンゲソウ、オオイヌノフグリ、タチイヌノフグリ、マツバウンラン、タネツケバナ、ナズナ、キュウリグサ、オランダミミナグサ、ツメクサ、キツネノボタン、スミレ、ハハコグサ、オニタビラコ、オオジシバリ、オニノゲシ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、ヒメグブタクサ、スズメノヤリ、スズメノカタビラ、スギナ(ツクシ少ない)、ヨモギ、セイヨウタンポポ、ムラサキケマン、ギシギシ、ハナニラ、アサツキ、スイバ、イタドリ、アシ、ワラビ、セリ、ゼンマイ、ミツバアケビ、クズ、コナラ、ヤツデ、モウソウチク(外来種)、ヤダケ、
◎昆虫:キチョウ、モンシロチョウ、ツマグロヒョウモン、ツチイナゴ、ナナホシテントウ、セイヨウミツバチ、アシナガバチ、ウスタビガ(繭-まゆ)、オオワラジカイガラムシ
◎爬虫・両生類など:アマガエル、ミシシッピアカミミガメ、イシガメ、タニシ、ミミズ、
◎鳥類:カワウ、ウグイス(声)、スズメ、カワラヒワ、コジュケイ、ヒヨドリ、ハシブトガラス、
【観察会の様子】
【左】始めの挨拶とお話 【右】ゼンマイを採ってた道にムラサキケマンの花
【左】大きなカブトムシの幼虫も見つけた 【右】見たモノ採ったモノのまとめ
【観察会の様子-追加】
【左・中】タケノコをかかえて記念写真 【右】浅い水場で小さなアメリカザリガニをつかまえた
【左】オオワラジカイガラムシ 【中】ベニヘリテントウ 【右】ウスタビガ(繭-まゆ)
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