【行事名】
「任坊山の春−虫や野草の観察」
【日 時】
4月18日(日) 9:30〜11:20
【場 所】
任坊山公園
【天 気】
曇り一時晴れ
【担 当】
榊原靖、安達
【参加者】
19名(大人8名、子ども11名)
(指導員:浅井一、石川よ、石川由、榊原正、榊原靖、鈴木、田中央、藤井辰、森田、山田和、吉川勉)
【内 容】
前日は一日中強い雨・風で大荒れでしたが、当日はすっかり雨は上がり、雲が多めではあるもののいい天気になりました。例年になく多くの参加者があり、指導員も多数が参集してくれました。親子での参加が多く、にぎやかな観察会になりました。
新たに整備された宮池エリアの遊歩道で草花遊び(イタドリの葉っぱ鉄砲、ヤエムグラのひっつき虫、シロツメクサの指輪など)をした後、任坊山の森に入ります。
森の中の遊歩道の上にクロバイの白い小さな花が散っていました。クロバイの花は森のてっぺんに咲くのでなかなか間近に見ることができませんが、任坊山では最上部にあるみはらし台の階段脇に背の低いクロバイの木があって、階段を途中まで昇るとすぐ近くで見ることができます。今年もちょうど花盛りで、ほんのり甘い香りがする純白の花を楽しむことができました。
子どもが多いので興味の中心は虫になります。ウバタマムシやクビキリギスが姿を見せてくれました。コナラなどの大木の幹にオオワラジカイガラムシがたくさん付いていました。この昆虫、オスとメスが全く違う姿をしています。人だかりの中心にあったのは誰かが森の中から持ち出した朽ちかけた樹木。クワガタやキマワリの幼虫、ヒゲジロハサミムシなど多くの虫が出てきて子どもたちに大人気でした。
はじめにいい天気に恵まれたと書きましたが、観察が終わって解散を宣言した途端ににわか雨。かなり大粒の雨で、あわてて退散しました。 (記;榊原靖)
【観察した生き物】
イタドリ、ヤエムグラ、シロツメクサ、クロバイ、ウバタマムシ、オオワラジカイガラムシ、クビキリギス、コ(?)クワガタの幼虫、ヒゲジロハサミムシ、キマワリの幼虫
【観察会の様子】
【左】担当者の始めの挨拶とお話 【右】池の近くの"自然広場"。クビキリギスもいた
【左】展望台の階段からクロバイの花の観察する。手が届くところの花で香りも楽しむ
【右】朽ち木内の"虫探しが始まった。本日のテーマではないが、子どもたちは大喜び
【観察会の様子-追加】
【左・中・右】臨機に指導員が説明。[左]はイタドリの葉で"葉っぱでパッカン"遊び。本来はクズの葉が最適な材料
【左】ヒゲジロハサミムシ(朽ち木のなかにいた) 【中・右】オオワラジカイガラムシ(♀:メス)。コナラの木
【左】毎年、このクロガネモチがオオワラジカイガラムシの撮影ポイント。右端の樹皮はコナラ
【中】♂(羽がある)が♀にアタック中 【右】交尾かも…。 ※
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【左・中】展望台の階段から撮ったクロバイの花 【右】トイレ前の広場で終わりのお話
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