【行事名】 「身近にあるキノコの観察」   ●主催:こども未来館

【日 時】 2021 年 10 月 2 日(土)   9 : 30 〜 11 : 40
【場 所】 知多市 旭公園
【天 気】 晴
【担 当】 吉房、降幡
【参加者】 一般:大人9名、子ども12名 こども未来館 3名
       (指導員:降幡、南川、吉川勉、吉房)
【内容】
 コロナ禍で自粛生活がようやく解かれ、久しぶりの観察会である。
 はじめに、キノコのつくりについて資料を用いて説明をした。次に@観察会では食べることのできるキノコを期待するが少ないこと、A毒キノコでも触ったり食べたりして現れる症状が人によって異なること、Bカエンタケが出た地区があるのでオレンジ色のキノコを素手でさわらないこと、C観察会が終わったら必ず手を洗うこと、等の注意が4点あった。皆熱心に聞いていた。
 キノコ探しが始まると皆一生懸命。子供の目線は低いので、思いがけないところでのキノコまで探し出し、大人が驚くばかりである。観察会に参加する親御さんは自然に対する関心が強い方ばかりなので、子供達も日頃からその影響を受けていて、鋭い観察力を持っている。小さな子までが終わりの時間を告げるまで熱心にキノコ探しをしていた。全員が多くのキノコを採集することができた。
 最後に、皆で採集したキノコの名前や特徴等の説明が降幡さんからあった。ホコリタケを軽くたたくと胞子が埃のように舞い上がる様子や本物のクロハツとニセクロハツの見分け方に歓声が上がった。キノコの名前の付いた由来を、興味深く聞き感心していた。
 子供達の「楽しかった」と言う声に、自粛生活が続いた中で素晴らしい日となった。 (記:吉房)

【見つけたキノコ等】
<キノコ> コフキサルノコシカケ、クジラタケ、ホコリタケ、シワタケ、ノウタケ、ニガクリタケ、アラゲカワラタケ、カワウソタケ、クロハツ、ヒイロタケ、アカヤマタケ、カワラタケ、ニセショウロ、オニタケ
<木の実> クヌギ、マテバジイ、シラカシ、コナラ、ツブラジイ

【観察会の様子】

【左】最後に皆さんでパチリ         【右】サルノコシカケ発見


【左】クジラタケ           【右】強い毒があるニガクリタケ


【左】瓦みたいに重なって出るカワラタケ 【右】饅頭みたいなニセショウロ。毒がある


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