【行事名】 春の楽しみ 野草摘みと野草料理 主催 常滑市教育委員会 (生きがい工房まなとこ) 

【日 時】 2018年4月14日(土) 09:30〜12:30
【場 所】 集合:青海市民センターP及び料理室
【天 気】 曇り
【担 当】 森田琢、中井三
【参加者】 一般19名 (大人8名、子供11名)
      (指導員7名:浅井一、鈴木汎、中井三、降幡、古川、森田琢、吉川勉)
【内 容】 天気予報は曇りのち雨、募集人員20名をほぼ満たしました。
料理室に全員を集め、食べられる野草、食べてはいけない野草、採集マナーなどについてガイダンスした後、青海市民センター西の田園地帯を周回して野草を採集しました。 
開花期の花々を自然観察したり、動き始めた虫たちを見つけたり、食べられない野草(キツネノボタン)についても実物解説ができ有意義な野草摘みになりました。
1時間ほど野草摘みをして料理室に戻り、野草料理(天ぷら)講座を開設しました。
摘んできた野草を水洗い、キッチンペーパーで水分を拭き取り、天ぷら粉に浸けた後、油で揚げ試食しました。
香ばしい香りと苦みが口に広がり、美味しいので完食できました。参加した子ども達も何度もお代わりをしましたので、用意した天ぷら粉はすっかり無くなりました。
最後に料理室の掃除、食器洗い、余った食材や、持参頂いた夏みかんや野菜を持ち帰えって頂き無事行事を終えました。
過去に各地で開催されていた野草摘みと野草料理ですが、結構楽しめる自然観察会行事である事を再認識しました。
企画、募集、会場手配、器材準備、スタッフ分担、雨天対策など負担が多かったですが、参加者全員が楽しめる催しになりました。
(記・森田琢)

【観察した生き物】
◎植物
イタドリ、カラスノエンドウ、スズメノエンドウ、タンポポ、オオジシバリ、ハルジオン、ハルノノゲシ、ギシギシ、スイバ、ヨモギ、菜の花(セイヨウカラシナ)
スミレ、シロツメクサレンゲソウ、セリ、コオニタビラコ(ホトケノザ)、ハコベ、ノミノフスマ、スギナ(土筆)、ミゾソバ、ツルウメモドキ、ナワシロイチゴ
キツネノボタン(有毒)、タガラシ(有毒)、シソ科のホトケノザ(小毒)、イヌコモチナデシコ(犬子持ち撫子)
<会員が持参した野草>
ノビル、クコ、ハマボウフウ、ツリガネニンジン、ガマ
◎動物(昆虫)
ベニシジミ、ナナホシテントウムシ
◎その他
オオタニシ

【観察会の様子】



【左】野草摘み(シロバナタンポポ)     【右】セリ群落


【左】水洗い      【右】天ぷらで試食


【観察会続き】

観察会周辺の景観 (4月10日 下見)

【左】青海市民センター   【中】観察路   【右】イタドリが大きく育っていました。


【左】耕作地地主への挨拶   【中】水田湿地のミゾソバ   【右】水田湿地のオオタニシ

観察した生きものなど

【左】イタドリの新芽採集   【中】   【右】


【左】ベニシジミ   【中】野草摘みの列が広がりました   【右】キツネノボタン (有毒)


【左】タガラシとキツネノボタン (有毒) 混在していました   【中】スミレが沢山開花しています   【右】水田脇にセリがいっぱい生えていました


【左】野草の分類   【中】仲良く水洗い   【右】天ぷら粉浸け


【左】楽しい試食の一時   【中】お代わり頂戴   【右】味付けの工夫

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