【行事名】 灯火に集まる虫と鳴く虫の音を聞こう
【日 時】 2018年7月20日(金) 19:00〜21:00
【場 所】 東浦町 高根の森
【天 気】 晴れ
【担 当】 竹内秀、水野利
【参加者】 一般:20 名(大人 10 名, 子供 10 名)
指導員:岩本、竹内秀、田中央、藤井辰、水野利
【内 容】
中国・四国・飛騨地方で集中豪雨のため大災害が起こって死者が200人以上出て2週間ほど。その後は、毎日カンカン照りで連日38度超えの毎日。林中も何となくかわいた感じ。7時少し前にはクワガタねらい?の大人たちが数人入っていく。
コナラの木の回りに粉が散っているのは少し減ったか。しかしカシノナガキクイムシがコナラの木の中に進入し、木の幹には菌類の侵入を伺わせる白い木の筋に沿ってキノコが重なっているのがあちらこちらで見られた。空いている小さな穴から蜜が吹き出しているものには、コガネムシが群がっていた。この乾燥に期待少なに森の中へ入っていったが、1人1頭くらいずつのおみやげができてホッと一息。ノコギリクワガタが例年より多いような気がした。カブトムシも灯火採集の灯火によってきた。(こんなことは初めて)
カマドウマ、オオシマカラスヨトウ、コロギス、ウスバカミキリ、ノコギリカミキリなど毎年見られるものがいるとホッとする。ニイニイゼミの羽化が始まっているものもいた。アブラゼミの羽化は遙か彼方の高いところでしているものが見られた。ニイニイゼミが多いようなのは昨年に比べて1週間早いからだろうか。体長2センチ足らずのコクワガタの雌もいて参加者でその小ささにびっくりした。 (記・竹内秀)
【観察した生き物】
◎昆虫
ウスバカミキリ、シロスジカミキリ、ノコギリカミキリ、キマワリ、クロゴキブリ、カナブン(大量)、コロギス、マダラカマドウマ、オオシマカラスヨトウ、ウスバカゲロウ、コフキコガネ、スジコガネ、 アオドウガネブイブイ、オオモンクルベッコウバチ、ウシアブ、アオクサカメムシ、カブトムシ、コクワガタ、ノコギリクワガタ