【行事名】 閃光するヒメボタルに会おう ● 東浦町環境課主催
【日 時】 2018年5月12日(土) 21:30〜23:00
【場 所】 集合:東浦町うのはな館駐車場
【天 気】 昼間は晴れ 夕方から少し風が出てきて気温高くない
【担 当】 田中央、岩本
【参加者】 一般 64名
(指導員:岩本、桑原、竹内秀、田中央)
【内 容】
今年は、4月末よりミカンの花が咲き出しヒメボタルは大丈夫か早めにでてしまわないだろうかと心配しながら観察会を迎えた。気温的、湿度的には1週間の間に雨もふり、当日の日中は晴れというまあまあのコンディション。参加者はカブスカウトの面々を含めても例年より多い60名ちょっと。関心の高さを伺わせる。中日新聞に来週の時志観音のホタル観察会の予定が載ったせいもあるかもしれない。
いつもの鉄塔ポイントまで行かず、手前のミカン畑あたりを目標にして出かけると、その手前の畑の上を1匹、また1匹と、ふわりふわりと光り始めた。そこまでたどり着く前に、畑にぶら下がる鳥よけのCDが遠くの外灯にきらっと光るのに???ちょっと光り方が違うねといったすぐあとだったので、「みられた!」という安堵感が広がった。
目的のポイントにつくと、木々の間にちらほらとホタルたちの年に一回のデート。高いところと、ひくいところで光りで呼び合います。しばらく光るとお休みの時間もあり、大人たちは昔のホタルの話をしながら次の光りタイムまで待ちます。
こんなに夜遅くに光るヒメボタルは東海地方のものだけで、関西や関東地方のヒメボタルはもっと早い時間から光るという話もされ、ホタルには人間が地方によって変わる方言のような違いがある自然の不思議さに感心の声が聞かれた。今日はおよそ50匹ほどは見られ、みなさん満足。11時近くに解散となった。近くの自然環境学習の森の竹林の中でも見ることができた。今年は1週間後、数が増えているのか減っているのか気になるところだ。(記 竹内秀)
【観察会の様子】
【左】みんな集合 【右】ホタルに関する話