【行事名】
ツグミなど遥か渡って来た鳥たちを見よう
● 武豊ブロック主催
【日 時】
2013年11月17日(日)9:30〜11:50
【場 所】
野外活動センター南
【天 気】
晴れ (小春日和)
【担 当】
古川、畠
【参加者】
一般 14人(大人8人 子ども6人)
指導員(古川、畠、榊原正、浅井一、伊藤祐)
【内 容】
真っ青に晴れ渡った穏やかないい日に恵まれた。紅・黄葉も始まっていて目にも楽しい観察会となった。
小学生4人を含むお子さんが6人、“参加初めて”の大人が5名いて、スタッフの我々も元気づけられた。
道路に沿って連なる野外活動センターのナンキンハゼやクロガネモチに、赤や白の実がぎっしりついていて、ヒヨドリやムクドリが盛んについばんで いる。
枯れた道草に赤とんぼがじっと止まっている。
「あっ!電線にモズが。あれジョウビタキも止まっている」と、つぎつぎに発見、その都度止まってスコープを覗く。
伝蔵池で折り返し、今度は田んぼの中の道をもどる。と、チョウゲンボウが上空を西方へ飛んだ。「チョウゲンボウ」との声に、一斉に指す方を見る。飛び方からチョウゲンボウだと分かった。さすが鳥の専門古川指導員だ。子どもたちは田んぼの中でバッタを探してつかまえている。
少し進んで今度はケリが4羽田んぼに降り立った。ソーッとスコープを向ける。いるいる。畔をゆっくり歩いている。が、こちらに気付いたのか一斉に飛び立った。
水路にはセグロ、ハク、キの3種のセキレイがいた。カメもいた。イタチを見つけた子どもらはイタチを追っかけ追っかけの大はしゃぎ。
めずらしくチュウサギが一羽ぽつんと。
出発点に帰着の直前、マムシが一匹道路端に!既に一撃を受けていたらしく動きは緩慢。今後の為に「これがマムシだ」と皆さんによく見てもらった。腹側は真っ黒で、キャタピラーのようになっていた。
時間を延長して新池を観察。アオサギとカルガモとカメが見えた。
秋の日、自然の中に身を置いて、じっくり自然と向き合うことができ、子どもたちも外で思いっきり飛び跳ねることができたとの感想に、我ら歓喜。
畠(記)
【観察できた鳥】
ヒヨドリ、ムクドリ、カワラヒワ、ジョウビタキ、アオジ、キジバト、ハシブトカラス、ハシボソカラス、ウグイス、メジロ、カワセミ、チョウゲンボウ、モズ、チュウサギ、アオサギ、ダイサギ、ケリ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、キセキレイ、カルガモ、カイツブリ 等22種
ほかに カメ、イタチ、マムシ、アキアカネ、モンシロ、ヤマトシジミ 以上
【観察会の様子】
【左】受け時間を利用して自作の「鳥写真」で鳥を説明する。受付机の机上は写真で一杯
【右】第一観察ポイント(同一場所で10〜15分間観察する)。第二,三ポイントもある
【左】鳥の羽がまとまって落ちていた。さわらない…。 【右】マムシが道路脇に。遠巻きに観察
【観察会の様子-追加】
【左】道ばたの木の実を説明 【中】第一観察ポイントにて 【右】第二観察ポイント。小さい子はここでバッタ捕り
【左】たっぷり太ったジョロウグモ 【中】ジョウビタキ(♂) 【右】若いモズが近くの枝にずーと止まっていた
【左】チュウサギ。魚を咥(くわ)えていたが撮れなかった 【中】カメさんも見えた 【右】マムシ。腹の模様も見た
【左】川底を走るイタチを追っかける子どもたち。イタチはコンクリート壁を登って田んぼのアゼへ
【中】田んぼのアゼを逃げるイタチを追っかける子ども【右】第三観察ポイント。“木登り亀”も見た
【上】終わりの話
これまでの観察会へ
トップページへ