【行事名】 「知多支部 一泊研修 敦賀三方五湖?滋賀山門水源の森周辺の自然を訪ねて」 ●主催:知多自然観察会
【日 時】2025年5月24日(土)〜25日(日)
【天 気】1日目 雨(時々曇り) 2日目 雨(時々曇り)
【担 当】
【参加者】6名
(浅井一、纐纈親子、榊原靖、藤井辰、降幡)
【内 容】
〔5月24日(1日目)〕
●7:30東海市役所駐車場集合。参加者6名なので車1台に乗り合わせ、小雨の中、出発。
現在、廃炉措置作業が進められる原発「もんじゅ」「ふげん」を遠目から眺める。「水晶浜」に到着した時は一時的に雨がやみ、海岸を散策。その名の通り水晶のように美しい青い海と、石英質の(晴れていたらきらめくだろう)砂浜が見られた。海岸にはスナビキソウ、ハマヒルガオ、ハマゴウなど海浜植物が見られた。「年縞博物館」では、世界一の長さを誇る7万年・45mの年縞ステンドグラスを見学。お昼は福井県民のソウルフード、ソースカツ丼を美味しく頂く。午後からは、若狭湾に生息する魚と間近で触れ合う体験型の無料水族館「海浜自然センター」を見学。海の生きもの(ヒトデ、ヤドカリ、タコ、メジナ、カサゴなど)に触れたりエサやりができた。「かんにゃ棚田」は柵で閉まっていたので遠目から眺め、雨足が強まってきたので早めに民宿「きしの」へ。夕食までまだ2時間程時間があったので、霧雨の中、持参した釣竿を手に、宿から歩いて5分ほどの「矢代漁港」へ。海岸の石をひっくり返してゴカイを集め、ちょい投げ。まさかのヒット!釣れたのは、シロギス・アナハゼ・ヌメリゴチ・イトヒキハゼ。シロギスでかい!6人分のシロギスをと思い頑張るもタイムオーバー、5匹で終了。民宿にお願いしてシロギスは塩焼きにしてもらい、夕食時に出して頂いた。
【観察した生き物】
植物 スナビキソウ、ハマヒルガオ、ハマゴウ、ハマダイコン、ハマボッズ、オルラヤ、マンテマ、ワカメ、アブラギリ、コデマリ、ヒメウツギ、ツクバネウツギ
〔5月25日(2日目)〕
●2日目も雨。「瓜割の滝」到着してすぐの場所に水汲み場を発見し、空のペットボトルに汲む。雨で湿った石やコケ、植物が生き生きと見え、美しかった。県天然記念物の樹齢300年の「上村家のタブの木」を見学し、昼食は「若狭街道熊川宿」で焼き鯖寿司を頂く。焼き鯖とすし米の間には生姜がはさんであり、すっきりとした味で美味しかった。「山門水源の森」では姿は見られなかったが、モリアオガエルの鳴き声が聞こえた。山門湿原付近を散策。雨のせいか、トンボやチョウなど昆虫類は見られず。林の中で何匹かアカハライモリを見かけ間近で触れ合えた。
17時、東海市役所駐車場着。
願いしてシロギスは塩焼きにしてもらい、夕食時に出して頂いた。
【観察した生き物】
植物 スギ、スダジイ、ユキノシタ、コアジサイ、ウワバミソウ、ミヤマヨメナ、ベニマダラ、タブノキ、ヒノキ、アカガシ、ホオノキ、カエデ、ササユリ、ユキバタツバキ、タニウツギ、ヤブデマリ、
生きもの アカハライモリ、モリアオガエル(鳴き声)、シロシタホタルガ(幼虫)
【観察会の様子】