【行事名】 初夏の草地と水辺探索
●武豊ブロック主催
【日 時】
2013年5月19日(日)9:30〜11:30
【場 所】
武豊町長成池公園
【天 気】
晴
【担 当】
原、畠
【参加者】
一般 19人(大人9人 子ども10人)
指導員 原、畑中、伊藤(伸)、浅井(一)、伊藤(祐)、鈴木(汎)、畠
【内 容】
天気予報は「曇りのち雨」であったが、朝から晴れ。開始の9時30分にはタモ網や虫かごを持った親子連れさんが次々に。
開会のあいさつに続いて、本日のコースと時間割、若干の注意事項を話し、続いて原先生がここで見られる動植物について資料を配布し説明をした。さらに今回は「草地と水辺の探索」ということで、はじめて探索目標を9項目選び出し、それを「ビンゴ表」にまとめたビンゴを作成、そのビンゴに挑戦することで一層興味を引いた観察会になることを期待して進めた。
さっそくタンポポ、ヒメジョオン、ニガナ、マツバウンラン、コメツキツメクサと色とりどりの花を見つけ、香りのいいスイカズラにうっとりの笑顔。桜の幹には黒や赤のヨコヅナサシガメがいて、その不思議な形に子どもたちは大はしゃぎ。
池の東へ出れば、池の端に立ち並ぶ杭にカワウが数羽羽根を休め、ダイサギもツンと立っていて見事な姿。アジサシも飛来して池の上をせわしく飛び回る。
引き返して水上の遊歩道を通ればアカミミガメが数匹、水上に突き出た木の枝に登って甲羅干し。池に小魚の姿を見つけ、掬ってみるとタモロコであった。近くにヨシノボリが、そしてカダヤシらしきと、ヌマエビらしきも見えた。
池西にはキショウブ、ノイバラが満開、アゼナルコもいっぱい実を垂らしていた。キマワリやヒゲコメツキ、ホタルガの幼虫も見つけて大喜び。
さてビンゴは?・・・「きらきらしたもの」の発見に苦労したが、全項目がクリヤーできて万歳。子どもたちが真剣に探す、追う行動に、一緒になって行動した親たちも、満足の様子。親子の歓喜の姿にスタッフ一同も報われた感じがじわっときました。
【観察した動植物】
(※上記[内容]に記載した動植物は除きます)
<植物>カラスノエンドウ、セイヨウカラシナ、ヤエムグラ、シロツメクサ、ハルノゲシ、イタドリ、ニガナ、ニホン・セイヨウタンポポ、ギシギシ、
ヘビイチゴ、スズメノヤリ・テッポウ、ニワゼキショウ、チガヤ、キツネノボタン ほか
<昆虫>キチョウ、ヤマトシジミ、ベニシジミ、バッタ類(幼生)アゲハ、アオスジアゲハ、シオカラトンボ、コガ、アメンボ、モンシロ、オオスズメバチ ほか
< 鳥 >ウグイス、コゲラ、ハシブト・ハシボソカラス、メジロ、ムクドリ、ヒヨドリ ほか
以上
【観察会の様子】
【左】始めのお話 【右】草地でビンゴカードにあてはまるもの探し
【左】つかまえた虫さん…何にあてはまるかな?(※写真クリック→大)
【右】なまえがわからないものは指導員のおじさんのところへ持っていく
【観察会の様子-追加】
【左】ヨコヅナサシゲメ 【中】ホタルガの幼虫 【右】カワウとダイサギが見える
【ご参考-ビンゴ表】
例えば、
虫さんを見つけた場合、
その虫さんにキラキラした部分があれば、「キラキラ」もビンゴ
その虫さんから“におい”が出ていれば「におい」もビンゴ
だから、近くでしっかり観察することになります。
同じように、
「あかいみ」でも「きれいなはな」でもキラキラしていたり、
においがすればそれもOKです。