【行事名】 「海辺の生き物」 観察会 主催:美浜町環境保全課 

【日 時】 2013年6月23日(日) 9:30〜11:45
【場 所】 集合:美浜町冨具崎港P
【天 気】 曇り時々晴れ
【担 当】 森田博、森田琢
【参加者】 一般31名 (大人14名、子供17名、10家族)
      (指導員5名:森田博、森田琢、中井康、門脇、浅井一)
【内 容】
 梅雨の晴れ間の蒸し暑い観察会になりました。潮時は大潮(干潮11:47) で冨具崎港Pは釣り人の車で一杯でした。
美浜町環境保全課の職員2名、CCNCのTV取材1名の方々が早めに来てそれぞれの準備をされていました。
 海の生きもの観察会はいつも盛況で、今回は10家族31名の参加を頂きました。観察会を楽しく安全に進めるため
海辺の危険、危険な生きもののお話し、子供たちへの安全の気配り、目配りをお願いしてスタートしました。
 磯浜が初めてのご家族はあれなあに、これなあにから始まり、体験を重ねているご家族はいきなり魚や蛸を採り
強力な助っ人役も果たしてくれます。約1時間15分程の観察タイムの間、全てのご家族に付き添うことは出来ませんでしたが
気楽に声を掛け質問もして戴きましたので、円滑に進めることができました。今回は人気のマダコが3匹程捕獲できました。
吸盤の吸着力の強さや、周囲の居場所にあわせて体色を変化させる様子は全ての参加者の注目の的になりました。
11時に全員を招集し、皆が採った生きものについて森田博指導員から分かちあいの解説をして戴きました。
(記・森田琢)

なお、ニュースCCNC(30分番組)の放映予定時刻は次の通りです。
6月24日(月) 18:30〜 21:00〜 22:30〜
6月25日(火) 6:00〜 7:00〜 11:00〜 12:00〜
6月30日(日) ニュースCCNC総集編 9:00〜 16:00〜 18:30〜 22:00〜

【観察した生き物】
◎魚類
  クジメ、メジナ、ボラ(稚魚)、ウミタナゴ、ゴンズイ、キヌカジカ、メバル、コウライヨロイメバル(稚魚)、
  アナハゼ、アゴハゼ、ミミズハゼ、アナハゼ(?)、ギンポ、イソギンポ、コモンイトギンポ、ナベカ
  クサフグ、カレイの仲間
◎節足動物
 クロフジツボ、イワフジツボ、カメノテ、
 イシガニ、イソガニ、ヒライソガニ、
 オヒラキヘラムシ
 ホンヤドカリ、コブヨコバサミ
◎軟体動物・貝類
 ヒザラガイ(別名ジイガセ)、スガイ(貝衣共生)、イボニシ、キクノハナガイ、マガキ
 ウミフクロウ、クロシタナシウミウシ、マダコ
◎棘皮動物
 マナマコ(変異体:クロ、アカ)、イトマキヒトデ、ムラサキウニ、サンショウウニの仲間
◎腔腸動物
 ヨロイイソギンチャク
◎海綿動物・脊索動物
 ナミイソカイメン、スナモチボヤ (?)

◎海藻
 
アナアオサ、ミル、キョウノヒモ、ピリヒバ

◎海浜植物

 ハマダイコン、ハマウド、トベラ、グミ、ハマエンドウ

【観察会の様子】



【左】危険な生きもののお話し     【右】海辺でレクチャー


【左】分かちあい(イトマキヒトデ)      【右】分かちあい


【観察会続き】

観察会周辺の景観

【左】沿岸のアナアオサ群(グリーンタイド)   【中】ホテル小野浦   【右】野間灯台


【左】海浜植物土手   【中】魚釣り公園突堤   【右】岩礁海岸


観察した生きもの

【左】   【中】   【右】


【左】   【中】アサヒアナハゼ   【右】ゴンズイ


【左】カレイの仲間   【中】   【右】ナベカ


【左】   【中】メバル   【右】


【左】   【中】   【右】


【左】マダコ   【中】スガイ   【右】クロシタナシウミウシ


【左】マナマコ   【中】イシガニ   【右】コブヨコバサミ


【左】   【中】   【右】オヒラキヘラムシ


【左】ヨロイイソギンチャク   【中】ナミイソカイメン   【右】スナモチボヤ (?)


【左】イトマキヒトデ   【中】ムラサキウニ   【右】サンショウウニの仲間


【左】マガキ   【中】クロフジツボ   【右】イワフジツボ


【左】カメノテ   【中】ヒザラガイ   【右】イボニシ


【左】キクノハナガイ   【中】ウノアシ   【右】ヨメガカサ

海 藻

【左】   【中】ピリヒバ   【右】アナアオサ


【左】   【中】   【右】ミル


【左】   【中】キョウノヒモ   【右】オゴノリ

海浜植物

【左】ハマウド   【中】   【右】トベラ


【左】グミ   【中】   【右】ハマエンドウ

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