【行事名】
成岩の菓子屋とムクノキと蜜蜂 -新美南吉生誕100年記念事業-
●半田ブロック主催
【日 時】
2013年5月18日(土) 9:30〜11:45
【場 所】
集合場所:成岩公民館P
【天 気】
晴れ
【担 当】
大橋 加藤美
【参加者】
大人 11名、 子ども 4名
指導員3名(大橋、榊原正、榊原靖)
【内 容】
半信(半田信用金庫)さんからの団体参加があり半田ブロック主催の観察会としては久しぶりの賑わいでした。
始めに担当が本日のポイントが記されたA4判資料1枚と担当指導員自著の「新美南吉と自然観察」の本を参加者に配付し、それをもとに話をしました。
続いて、資料の順番どおりにコースを進みました。各ポイントでの説明は南吉作品に精通している担当ならではの“ポイント”を押さえたもので、60歳以上は『ナルホド、ナルホド』でした。
今回はタイトルが自然観察会らしくなく配付資料も大人向けでポイントでの説明も大人向け。
そんな中、子どもたちが喜んだのはミツバチが出入りしている巣を見たたとき。それと、道ばたの枯れ葉の中でオオケマイマイの殻を見つけたとき。それと、“10円玉ピカピカごっこ”…これが一番よかったかな。あいにく10円玉の持ち合わせが少なくもっとやりたかったみたい…。
いずれにしても、期待に胸を弾ませ虫かご(or飼育ケース)をもった子どもが参加した場合、虫さんが出てこなくても子どもを退屈させない場面を用意し「来てよかった」と思ってもらえる工夫が大切。“葉っぱ手裏剣”“葉っぱぞうり”も人気です。当然、今日も作ってプレゼントしました。 (記:榊原正)
【観察会の様子】
【左】資料を配付して始めのお話し 【右】大きなお寺の前で。大きな木には“むろ”もあった
【左】ミツバチの出入りをしばらく見続ける 【右】“10円玉ピカピカごっこ”の結果
【観察会の様子-追加】
左の資料にある順番にコースを
取りました。
コースの2段目に
・銭箱(最後の胡弓ひき)があります。
南吉の作品「最後の胡弓ひき」に銭箱
が出てくるということです。
『その婆さんは
銭箱
(
ぜにばこ
)
から
一銭銅貨を出してくれた。』
このように本日のコースは、すべて、
南吉作品に出てくるものに出会う
“南吉ゆかりコース”でした。
A4判資料の一部(前半部分)※画像をクリック→ビッグサイズ
旧商家の実物“銭箱”で当時の解説
【左】南吉も観察したミツバチの巣(この場所ではないが…) 【中・右】忙しそうに頻繁に出入りするミツバチ
【左】ミツバチの出入りを撮る指導員 【中・右】オオケマイマイの殻。4ヶは別々の個体。雨天に行けば生きてるのに会えるかも…
【左】カタバミ→“10円玉ピカピカごっこ” 【中】ツバキの葉→“葉っぱぞうり” 【右】イヌマキの葉→“葉っぱ手裏剣”
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