【行事名】 灯火に集まる虫とナイトハイク  知多市地域文化センター主催

【日 時】 2013年7月5日 19:00〜20:30
【場 所】 知多市旭公園と大同グランドの森周辺
【天 気】 晴れ
【担 当】小島 沖田
【参加者】一般 33名(大人:11名、小人:22名)  地域文化センター 2名
   (指導員:小島 平松俊 沖田 大野)
【内 容】
 蒸し暑い夏日の夕方、元気な子供達と保護者の皆さんが旭公園に集合しました。タモ、虫籠、懐中電灯を持ってやる気満々です。 開会の挨拶と諸注意の後、園内の虫とりポイントに向かいました。すでに親子の先客がおられて虫籠のコクワガタを観察させてもらった後、コクワガタのいるコナラのうろを教えて戴きました。しかし残念なことに子供達には見えない高さで何とか見せようと保護者の方の協力を得て代りばんこに抱え上げました。コクワガタは強力なライトと騒がしさに驚いたか少しずつ奥へ逃げ込み、捕えられませんでした。
 公園を東側から出て大同グランドに向かいました。灯火装置の虫は最後に見ることにして森の外側の道を左にとり、コナラの木にいる虫を観察しました。すぐに同定できないものについては平松俊氏に同定してもらうことにしました。森の道を出たところで午後8時近くなっていたのでホタルポイントには行かずに、灯火装置の設置場所に向かって引き返しました。観察員の一人がホタルの確認に向かいましたが、見つかりませんでした。灯火装置に集まった虫を皆さんに紹介し、子供たちが捕えた生き物を平松氏が説明しました。
午後8:30に現地解散としました。(記 大野)
【観察した生き物】
◎昆虫
 ナイトハイクでの観察⇒ キマワリ、ユミアシゴミムシダマシ、コクワガタ、ノコギリカミキリ、キマダラカミキリ、クスベニカミキリ、ヨコヅナサシガメ
 灯火装置での観察⇒ メイガ類、シャクガ類、ヤガ類などが多種、アオヒゲナガトビゲラ、コガタシマトビゲラ類、ゴミムシ類、ハネカクシ類、コシマゲンゴロウ、コガムシ、ヒメガムシ、ドウガネブイブイ、アオドウガネ、セマダラコガネ、クロヘリヒメテントウ? トビイロマルハナノミ、マダラスズ、ツチカメムシ類、シラホシカメムシ、ホソミドリカスミカメ類、ヨコバイ類、ブチヒシウンカ?、ハネアリ多数
◎その他
 ヤスデ、ムカデ、トノサマガエル
  【観察会の様子】
 
【左】 出発前の様子 【右】カラスヨトウ

 
【左】コガムシ  【右】アオドウガネ


【観察会続き】

【左】羽アリ(白布を覆うくらい来ました)   【中】クロヘリヒメテンヨウ(体長約2ミリの小さなテントウムシです)      【右】ハネカクシ類


【左】ハマキガ類        【中】アオヒゲナガトビケラ(灯火観察でよく見ます)       【右】マダラスズ


【左】ブチヒシウンカ       【中】トビイロマルハナノミ(幼虫は水棲の水生昆虫です)       【右】コシマゲンゴロウ


【左】ゴミムシ類          【中】ホソミドリカスミカメ類           【右】エダシャク類


【左】メイガ類           【右】オオスナハラゴミムシ?


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