【行事名】 秋の板山湿地周辺を観察しょう     ●阿久比ブロック主催

【日 時】 2013年9月28日(土) 9:30〜12:20
【場 所】 集合場所 阿久比ふれあいの森
【天 気】 晴れ
【担 当】 宮内、澁谷
【参加者】 一般 1名(大人1名)
       (指導員:宮内、榊原(正)、大矢(晃)、鈴木(汎))
【内容】
 子供さんの参加を期待して台風18号で荒れた山道コースの安全確保(コース沿いの草刈り等)を図ってきたが、やけに近くの小学校からは秋の運動会の放送される声が聞こえるのみ、行事の重なりからか残念ながら子供さんの参加ゼロ。気持ちを入替え出発、野草の穂を手に子供の頃の遊び披露、これも観察会のネタの一つ話は尽きない。
 山中コースを進む内に出くわしたのはミツバアケビの鈴なり、持ち上げたり、数えたりと全員が感心する。また台風後の冷え込みからか次々と美味しそうなキノコに出くわすが残念ながらキノコに詳しい指導員は不参加、 見分けが出来れば食べる事が可能なキノコもあったかもしれませ。
 湿地内ではシラタマホシクサの花も年々早まり最盛期はすでに過ぎ光沢のある白から少し濁っているが今年も一面に広がり迎えてくれた。湿地内も天候の影響を受け、湿りけは少ないが最盛期のヒヨドリバナ、サワヒヨドリに蜜を求めてハナアブ・ハナバチなどが音を立てて飛び交っていました。また色づいているウメモドキ、コムラサキシキブの実がひときわ目立つ。観察に熱中し予定時間を大幅にオバーしましたが楽しい観察会でした。(記・宮内)
【観察した生き物】
・植物:
 ヒガンバナ、マメアサガオ、マルバアメリカアサガオ、チカラシバ、ツルボ、ツリガネニンジン、アメリカミズキンバイ、ノブドウ、ヤブガラシ、カラスウリ、ワルナスビ、イタドリ、シラタマホシクサ、イヌノヒゲ、ミミカキグサ、ホザキノミミカキグサ、ムラサキミミカキグサ、アブラガヤ、モウセンゴケ、トウカイコモウセンゴケ、ナガエノモウセンゴケ(外)、アカバナ、メルケンカルガヤ、スイラン、アメリカセンダングサ、アキノウナギツカミ、ミゾソバ、ヒメジソ、カナムグラ、イソノキ、クロバイ、ハクサンボク、サワフタギ、ウメモドキ、シャシャンボ
・昆虫等:
 ジョロウグモ、イソロウグモ、カマキリ、アブ、ミツバチ、トカゲ、アマガエル、アカガエル、シオカラトンボ、ホタルガ、ナガコガネグモ ・その他:キノコ
【観察会の様子】

【左】ミツバアケビの“鈴なり”。このような状態は極めて珍しい… 【右】カラスウリの花
上の写真2枚…カーソルをあてると写真が変わります


【左】説明者はここの湿地保存会のメンバー   【右】シラタマホシクサ(今年は既に見頃がすぎたとか…)

【観察会の様子-追加】

【左】おやじばっかりで…。草や木の名前を言いながら進む 【中】土手にツリガネニンジン 【右】手入れの行き届いた湿地


【左】キクバナイグチ         【中】シロオニタケ         【右】ヤマドリタケモドキ(食)変異が多い



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