【行事名】
春の阿久比板山湿地周辺を観察しょう
【日 時】
2013年6月1日(土) 9:30〜12:00
【場 所】
阿久比町ふれあいの森
【天 気】
曇り
【担 当】
宮内・伊藤(祐)
【参加者】
一般:1名
(指導員:伊藤祐・宮内・浅井一・岩本・古川・中井康夫・森田博・降幡・岸野・澁谷)
【内 容】
梅雨に入り天候も心配していたが、少し蒸し暑く感じるがどんよりしているため日焼けの心配をしなくてもよく観察会日和でした。 ふれあいの森に集合で、先ずはコースの説明(往復で約3キロ)安全を願ってスタート。山道に入る手前ではネズミモチの木にはイボタガの若齢幼虫と終齢幼虫を同時に見る事が出来た。若齢幼虫にはいかく用か体の前後に角のようなものが7本あり、あまりにもグロテスクである。山道に入ってからは、特長のある葉をしたクマシデやナツハゼ・モチノキといった樹木が小道を挟んだ高木の下で細々と育っている。(下見準備万端の伊藤さん案内)
湿地では、今年もハッチョウトンボが迎えてくれた、目立つ雄に比べ雌は目が慣れるまで中々見つけるのに一苦労。しかし行動範囲も狭く静止してくれるのでシャツターチャンスは最高・・また、サワフタギの若葉を食べて育ったホタルガはタイミング良く繭から羽化しており見る事ができた。幼虫からは想像もつかない姿である。観察コースには桜の木も多く、それぞれが色づいたサクランボの味比べ、いずれの木も大差なし、その都度出てくる言葉は「昔はもっと美味しく感じたがなあ・・」いたる所で同じ言葉を耳にする。(時代の関係かな)
予定時間を大幅にオーバーするが楽しい時間でした。(記・宮内)
【観察した生き物】
◎植物
ワルナスビ(外来)、ミヤコイバラ、ノイバラ、ニッケイ(外来)、イタチハギ(外来)、ノハラナデシコ(外来)、マンテマ(外来)、クマシデ、ウスノキ、テイカカヅラ、モチノキ、ヒメドコロ? 、ウラジロの新芽、コシダの新芽、ネジキ、イソノキ、イ、トウカイコモウセンゴケ、ナガエモウセンゴケ(外来)、ヒナギキョウ、ニワゼキショウ(外来)、キキョウソウ(外来)、アメリカフウロ(外来)、
◎昆虫
サビキコリ、イボタガ幼虫、マイマイガ、クロイトトンボ、ハッチョウトンボ、ヒメタイコウチ、シロシタホタルガ、マメコガネ、コフキゾウムシ
◎その他
ヌマガエル、ヒイロタケ
【観察会の様子】
【左】見慣れた顔がたくさん集まりました 【右】観察しながら湿地へ向かう
【左】湿地の概略を説明 【右】最後にまとめ
【観察会続き】
【左】ワルナスビ(外来) 【中】左、ミヤコイバラ。右、ノイバラ 【右】ニッケイ(外来)(ヤブニッケイではありません)
【左】イタチハギ(外来) 【中】ノハラナデシコ(外来) 【右】マンテマ(外来)
【左】クマシデ(ヒメヤシャブシと思っていました 【中】ウスノキ 【右】テイカカヅラ
【左】モチノキ 【中】ヒメドコロ? 【右】ウラジロの新芽、上。コシダの新芽、下
【左】ネジキ 【中】イソノキ 【右】イ
【左】トウカイコモウセンゴケ 【中】ナガエモウセンゴケ(外来) 【右】ヒナギキョウ
【左】ニワゼキショウ(外来) 【中】キキョウソウ(外来) 【右】アメリカフウロ(外来)
【左】調査中の方形枠 【中】サビキコリ 【右】イボタガ幼虫。右、若
【左】マイマイガ 【中】クロイトトンボ 【右】31
【左】32 【中】ハッチョウトンボ♂ 【右】ヒメタイコウチ
【左】35 【中】シロシタホタルガ 【右】シロシタホタルガ蛹
【左】マメコガネ 【中】39 【右】コフキゾウムシ
【左】ヌマガエル 【右】ヒイロタケ
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