【行事名】ウミウシを見つけよう   ●南知多町環境課主催

【日 時】2022年6月12日(日) 9:30〜12:00
【場 所】県水産試験場P⇒峠海岸
【天 気】晴れ
【担 当】田中(達)、中村
【参加者】一般125名(大人60名 子ども65名) 町職員2名
     指導員:浅井(一)、大矢(晃)、竹内(公)、田中(達)、永田(孝)、降幡、森田(琢)
【内 容】
 新型コロナウイルス感染症のまん延による巣ごもり状態の反動から、屋外でのイベントは多くの参加者があるだろうと準備していましたが、予想以上の125名の皆さんに集まっていただきました。愛知県の水産試験場駐車場から峠海岸までの道のりは徒歩で漁港内の生き物を観察しながら進みました。
 参加者には3つの約束事、「@生き物は素手で直接触らないこと、A滑ると危険なので物を持つのは片手でおこない、磯では絶対に走らないこと、B生き物を見つけても深いところには入らないこと。」だけを注意して、各自、目的の生き物がいそうな場所で観察会を始めてもらいました。
 多くの皆さんの参加により今までこの場所で見つけることのなかった「アカヒトデ」や「メリべウミウシ」なども発見できました。なお、この観察会は南知多町の生物多様性を学ぶ機会として開催しており、豊浜漁業協同組合さんの特別な許可を得て実施しています。  (記:田中達)

【観察できた生きもの】
<ウミウシの仲間>アオウミウシ、クロシタナシウミウシ、アメフラシ、ミノウミウシ、マダラウミウシ、メリベウミウシ
<魚の仲間>ナベカ、アナハゼ、ダイナンギンポ
<ウニ、ヒトデ、ナマコの仲間>ムラサキウニ、イトマキヒトデ、バフンウニ、アカヒトデ、クモヒトデの仲間
<エビ、カニの仲間>ヒライソガニ、クロフジツボ、イワフジツボ、カメノテ、イシガニ、イソガニ、オウギガニ、
<貝やイカ、タコの仲間>ベッコウガサ、スガイ、コシダカガンガラ、ヒザラガイ、ヒメケハダ、ウノアシ、マガキ、ヒメケハダヒザラガイ、カモメガイ、イボニシ、マツバガイ、オオヘビガイ、キクノハナガイ、ナミマガシワ、ヨメガサ、スカシガイの仲間
<クラゲやイソギンチャクの仲間>ヨロイイソギンチャク、ミドリイソギンチャク
<カイメンの仲間>ダイダイイソカイメン、クロイソカイメン、ムラサキカイメン
<海草類>ヒジキ、ワカメ、アナアオサ、ヒライボ、イシゲ、タンバノリ、アラメ、ウミウチワ、キョウノヒモ
<その他>フナムシ

【観察会の様子】

【左】観察しやすい場所に移動  【右】それぞれが磯の生き物を探しています


【左】生き物に触れてみました  【右】見つかったアオウミウシ


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