【行事名】
「春の里山で生きものをさがそう」
【日 時】
令和4年4月2日(土)9:30〜12:00
【場 所】
東浦自然環境学習の森
【天 気】
曇り
【担 当】
岩本、小田
【参加者】
一般10名
(指導員:浅井一、岩本、門脇重、榊原正、竹内秀、田中央、藤井、降幡、古川、)
【内 容】
花冷えでも桜は満開。花びらたちは花にくっついて散る時を先延ばしにしている。開花宣言は23日頃だったが、その後冷えた日も多く入学式まで何とか桜は持つか?
今年は冬に気温が冷えた日が多く、雪もここ何年かうちで一番たくさん降った。
タンポポもアケビの花もやっとのことで開いたという感じ。コナラの新芽は例年より緑が少なく、春はもうちょっと先よと伝えているようだった。それでもウグイスが気持ちよさそうにさえずって、ハムシが冬眠から目を覚ましたか木の皮の間からぼろぼろと出現。
里山の恵みを探すも例年よりは採集量が少ない。それでも子供たちの目とカンは鋭く、早取り?のタケノコが各家庭に何本かずつ持ち帰ることができた。
地面にはタンポポやキュウリ草の水色、オオイヌノフグリの青、カラスノエンドウの濃いピンク、自然の色を観察することができた。 (記 竹内秀)
【観察した生き物】
◎植物(花):シロツメグサ、カラスノエンドウ、オオイヌノフグリ、タネツケバナ(実)、ナズナ、キュウリグサ、スミレ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、スズメノヤリ、スズメノカタビラ、スギナ(ツクシ)、セイヨウタンポポ、スイバ、ワラビ、セリ、アケビ、ヤダケ、ヤマザクラ、ヤブタビラコ、イチョウウキゴケ、
◎昆虫:ベニシジミ、キタキチョウ、キタテハ、ルリタテハ、ナナホシテントウ、クロウリハムシ、ツチイナゴ、オオカマキリ(卵) ◎爬虫・両生類:シュレーゲルアオガエル(声)、カナヘビ、
◎鳥類:カルガモ、コガモ、カイツブリ(声)、ウグイス(声)、メジロ(巣)、アオサギ、ツバメ、ホオジロ(声)キジ(声)、コゲラ(声)、シジュウカラ、ハシブトガラス、
【観察会の様子】
【左】始めの挨拶とお話 【右】竹(ネザサ)に花が付いているのがあった
【左】クロウリハムシの集団越冬。めくれ掛けた樹皮の内側 【右】ツチイナゴ(成虫越冬)
【観察会の様子-追加】
【左】お母さんたちは山菜採り(ここはミツバ採り) 【中・右】きょうのまとめ
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