【行事名】 冬の鳥を見よう
【日 時】 2010年1月31日(日) 9:30〜11:40
【場 所】 常滑市桧原公園
【天 気】 くもりのち小雨
【担 当】今津、斉上
【参加者】 総勢58名(指導員10名・市文化教室参加36名・ミサゴ会員12名)
(会員:今津、斉上、中井三、森田琢、降幡、伊藤岱、榊原正、蔦谷、古川、森田博、山本)
【内 容】
「常滑野鳥の会ミサゴ」の例会に合わせて開催し、9時に集合、9時半から開会式を行いました。「ミサゴ」の世話人さんから12月の観察会(例会)の「鳥見録」を頂きました。「鳥見録」には、コメント、出逢った鳥32種名、ノスリ カワウの写真が掲載されており、チェックシートとして使用させていただきました。
空はやや曇っていましたが、風もあまり無く、観察にはとても良い日でした。「ミサゴ」「文化教室」の方に続いて挨拶をした後、公園の東側の小路に沿って観察をはじめました。「ミサゴ」の方々は倍率の高い望遠鏡を持参の方が多く、遠くの小鳥も観察することができました。 観察路は公園と休耕田に挟まれた小路で、林や草原、田んぼ、笹薮など変化に富んでおり、様々な野鳥の餌場、隠れ家、遊び場などになっていました。耳をすますと木々の間から様々な鳥の鳴き声がし、目を凝らすと小鳥が飛び交う姿が多数観察できたので、これからも、多くの野生生物を育み、人と野生生物が共存する生態系豊かな自然が残ってほしいと思いました。駐車場近くの東屋に戻り、鳥合わせを行い、小雨が降ってきたので11時過ぎに解散しました。(記・斉上)
【観察した生き物】
◎植物
ホトケノザ、タネツケバナ、トウカイタンポポ、ハハコグサ、フユイチゴ、マンリョウ、ハンノキ、ネズミモチ、ヘクソカズラ、コオニタビラコ、ハゼノキ、ガガイモ、ヤマノイモ、、トチノキ、フジ
◎昆虫
オオカマキリの卵塊
◎鳥
カワラヒワ、アオジ、ルリビタキ、ジョウビタキ、シジュウカラ、コゲラ、メジロ、カシラダカ、カワセミ、ベニマシコ、キセキレイ、アトリ、モズ、ウグイス、シロハラ、ツグミ、ヒヨドリ、カワウ、コサギ、キジバト、ハシボソカラス、ハシブトカラス、ノスリ
◎その他
【観察会の様子】
【左】集合時間前に観察 【右】近くまでコサギが来ました。
【左】丘の上にカワラヒワの群れが 【右】常滑野鳥の会「ミサゴ」の会員の方に教えていただきました。
【観察会続き】
最後に全員で満足そうな顔で記念写真
【左】開会の挨拶がありました。
【中】水田の縁を静に進行
【右】水田を耕作放棄した跡にハンノキが茂っていました。
【左】最後にどんな鳥が見られたか振り返りをしました。野鳥の会では「鳥合せ」といいます。
【中】キジバトが人工池の縁に
【右】カシラダカ
【左】カワセミが公園の池にきました。
【中】ジョウビタキも近くに
【右】メジロがツバキの蜜を吸っています。
【左】カワウが移動していました。
【中】タカの仲間のエサになった鳥
【右】竹が迫り、休耕田が増えています。
【左】カワラヒワの群れ
【中】ホトケノザ
【右】タネツケバナ
【左】在来種のトウカイタンポポ
【中】ハハコグサの枯れた花と新芽
【右】フユイチゴ、野鳥の食べ残し
【左】マンリョウ、野鳥のえさに
【中】ハンノキの雌花(小)雄花(先の房状)
【右】ハンノキの昨年の果実と雄花(先)
【左】ネズミモ(これは在来のもの、最近、外来のトウネズミモチがたくさんみられます。)
【中】ヘクソカズラの果実。別名、サオトメカズラ(早乙女蔓)
【右】最近少なくなった春の七草のホトケノザ(標準和名はコオニタビラコ)
【左】ハゼノキの果実と種子
【中】ガガイモの果実、船みたいでした。
【右】ヤマノイモの裂果と羽が付いた種子(右)
【左】オオカマキリの卵塊
【中】オニグルミの表示板は間違いで、トチノキです。
【右】フジの幹に付いた植物の癌です。癌腫病といわれています。
【左】何かのトラップ?
【右】何かのトラップ?(教えてください。