【行事名】 佐布里池周辺の自然環境を考えよう(知多市環境課自然調査隊)
【日 時】 2006年4月22日(土) 9:30〜11:40
【場 所】 知多市佐布里池周辺
【天 気】 晴れ
【参加者】 16人
(会員:細川、霜鳥、山本、蔦谷、竹内秀、平松俊、古川、森田、榊原正、降幡)
【内 容】
佐布里池は、知多市の中でも最も自然が残されたところです。今回は、池周辺の公園として管理されているところと途中にある水田を観察しました。ほんの数百メートルのコースにもかかわらず、草花、昆虫、野鳥など幅広く、実に多くの観察ができました。管理公園の中でも、種が風に運ばれて来たのではないかと思われるポプラ、鳥に運ばれて来たのではないかと思われるサルトリイバラなど、自然の力でその生息範囲を広げている様子も観ることができました。また、水田では小さな草花、昆虫たちの営みをじっくり観察しました。(記・細川)
【観察した生き物】
◎植物
トウカイタンポポ、セイヨウタンポポ、カラスノエンドウ、カスマグサ、スズメノエンドウ、サルトリイバラ、レンゲ、ノミノフスマ、ハハコグサ、ヘビイチゴ、トキワハゼ、ムシクサ、スズメノカタビラ、スズメノヤリ、オランダミミナグザ、カタバミ、オオイヌノフグリ、タチイヌノフグリ、スズメノテッポウ、セトガヤ、アリアケスミレ、コメツブツメクサ、ツボミオオバコ、ホトケノザ、オニタビラコ、コオニタビラコ、ヤブタビラコ、ハルジオン、オオジシバリ、カキドオシ、ミツバツチグリ、セトガヤ、ツメクサ
◎虫さん
ヤナギルリハムシ、クワハムシ、コガタルリハムシ、ゴマダラチョウ(幼虫)、キリギリスの仲間(幼虫)、ケバエ、オオクロバエ、ハバチの仲間(幼虫)、クロボシツツハムシ、ベニシジミ、ヤマトシジミ、モンシロチョウ、モンキチョウ、アオバアリガタハネカクシ、マルガタゴミムシ、ミカワオサムシ、ナナホシテントウ、オオユスリカ、クロヤマアリ、ヒシバッタ、トゲヒシバッタ、ハネナガヒシバッタ、ハナアブ、アシブトハナアブ、シマハナアブ、セイヨウミツバチ、ハナカメムシの仲間、アブラムシの仲間
◎鳥さん
スズメ、ツバメ、シジュウカラ、コゲラ、ヒバリ、カワウ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ、キジ、キジバト、ヒヨドリ
◎その他
トカゲ、ヌマガエル、アマガエル、ミシシッピアカミミガメ
【観察会の様子】
【左】ヤナギにクロヒラタヨコバイ(成虫)とヤナギルリハムシ成虫(右)がいました。
【右】ヤブタビラコ(左)とコオニタビラコ(右)が水田に生えていました。
公園の中に自然界の生き物が進出したのを観察できました。